2020年10月3日還元焼成、窯出ししました

10月3日、やっと秋らしくなった朝窯焚きした作品、秋の日差しが眩しい6日の午後窯だししました。前回入りきらなかった作品を同じく還元焼成しました。1235度で30分ねらしましたが、少し足りなかったようです。いつまで経っても窯焚きは難しいものです。

今回窯出しした生徒さんたちの作品を掲載します。

【SOさんの作品】

紫月窯に入って初めての作品。ひねり出しで同じ形の湯呑みを作ってもらいました。少し大きさが小さいですがほぼ同じ形になりました。ほんのり天然土灰を還元した独特の緑色が掛かりました。

レッスン2はマグカップです。紐作りを捻り出しと併用して作る事、取っ手をドベで接着することを実習して頂きました。赤土にオリジナルの半ツヤ恵那山土灰釉をかけました。

レッスン3は袋もの。広がった径をこんどは窄めて袋の様な形にする方法を知ってもらいました。難しいでしが覚えてしまえばどんな形も自由に作れます。球根の水栽培に使うと良いような形です。赤二号土に杉と檜の灰を主に調合した釉を使いました。

【YTさんの作品】

紫月窯に入って2作目の作品。何気ない形ですが均整のとれた美しさがあります。釉へのこだわりが強く、今回は釉が垂れて流れる景色をだしたいとのこと。比較的低い温度で溶ける様に調合した土灰釉の上に酸化鉄を使った黄瀬戸釉を乗せ、還元焼成しました。二重掛けは思わぬ効果が出る事があります。

【CDさんの作品】

手捻りの温かさのあるたいへん薄く軽く作られた湯呑み。天然土灰釉との組み合わせがよく合っています。

お香のトレーだそうです。余った時間の自由な作品です。玉石半ツヤ黒釉をかけました。

【SKさんの作品】

おしゃれな形のぐい飲み。手捻りならではの温かい形です。

袋物。小さな野の花に似合いそうな素朴な感じの作品です。赤土に土灰釉を乗せました。還元焼成らしい渋い色になりました。

【HMさんの作品】

ひねり出し、と紐作りを覚え、この技法を使って少し大きめな花瓶を作ってもらいました。初心者コースでは大きい作品も作ります、赤二号土に半ツヤ恵那山土灰釉の組み合わせです。

ひねり出し、紐作りの次は板作りです。板作りも様々な作品ができます。まずは単純に綿棒を使って板を作り少し周辺を持ち上げた作品です、釉はマンガン釉です。流し掛けが面白いです。

前作の板作りとは少し違う方法で作りました。釉は前作と同じマンガン釉でう。胎土は頁岩と言う耐火性の低い土です。釉が掛からない所も味のある色です。

【YMさんの作品】

HMさんとはご夫婦。土と釉は同じものを使いました。赤土に恵那山土灰釉。釉が流れて厚く掛かったところが良い景色になっています。

こちらは胎土の頁岩の前面にマンガン釉を施釉しました。釉の濃淡が面白いです。

頁岩とマンガン釉の組み合わせがとても効果的な作品です。

【NOさんの作品】

初心者コースの作品ですが高さは30センチくらいあります。紐作りは大きな作品も簡単に作れます。白土に半ツヤ恵那山土灰釉を使いました。

【ESさんの作品】

ユニークなESさんの作品。何気ない線や絵付けの鬼板、レリーフを施したフォルムの変化が豊かな表情を出しています。

【YFさんの作品】

愛猫の絵の陶板。頁岩に白化粧を施し、輪郭を線刻して鬼板で調子をつけています。猫ちゃん、喜ぶかな。

【STさんの作品】

電動轆轤を使ったお皿。写真では判りにくいですが、周囲は千倉石釉、内側は天然土灰釉で施釉された密度の高い色調の作品です。

【ATくんの作品】

5歳児の農人君の手練りの作品。呉須を使ったワンポイントの下絵付けが良いですね。使える物ができました。

【MNさんの作品】

千倉石釉と土灰釉との組み合わせ。落ち着いたよく調和した色調だと思います。

【MUさんの作品】

面取りをし、白化粧を施した抹茶茶碗。どうなることかと思っていましたが、穏やかな色合いが落ちついた感じで、お茶と合いそうです。

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