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2019年6月2日素焼き窯出し

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5月31日に素焼きした作品を窯出ししました。まだほんのり熱いです。今回は隙間なく詰め込みました。ガスと空気の割合が終始ぴったりだったのか、皿が重なったところも全く炭化せず、胎土の微妙な違いがはっきりしています。7時間、760℃の焼成でした。とても良い!
よく言われる素焼きの温度はは800℃ですが、窯の上の方はもっと高い温度になり、土によっては焼き締まり始めるものもあります。焼き締まると釉薬がのり難くなります。

 

2019年5月10日還元焼成

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5月10日に還元焼成した作品、眩しいくらいの快晴の12日に窯出ししました。素焼きを加えて101回目の窯焚きでした。充分に時間をかけ、900度より少し低い温度から還元をかけましたが強い還元にはなりませんでした。何度焚いても難しいものです。

今回の生徒さんの作品を掲載します。

【SYくんの作品】
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2月の中頃に入られた小学校3年生の作品です。お父さんと一緒に通われ、とても熱心に作陶しています。最初の作品、手捻りで湯呑みを二つ作ってもらいました。バランスのとれた作品です。オリジナルの土灰釉を掛けました。もう一つは酸化で焼く予定です。小さな作品は花を活ける時の剣山のような役割の道具、もう一つは箸置きです。

【MOさんの作品】
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黒御影土に白萩調の乳白釉(S釉)を施釉し還元で焼きました。作品の表面に表情豊かな削りや櫛目で加飾されており、釉の厚みのによる色の違いが効果的です。

【TMさんの作品】
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大きな丼とご飯茶碗、白土に浅間長石に少し平津長石を加えた長石釉を施釉しました。釉掛けした時に自然にできる釉の厚みの違いが微妙な表情を作っています。長石単味ならではの白です。

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半磁器土に下絵の具で彩色し、檜と杉の灰釉を掛けた湯呑みです。半磁器は冷たくなりがちですが、彩色の筆の揺れが暖かな表情を作っています。

【YMさんの作品】
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紐作りの大きな器です。普通の白土を使い、長石釉を流し掛けました。大きいので釉掛けに手間取りましたが、かえって釉の厚さの違いが面白い効果を出しています。いろいろな料理に合いそうです。

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こちらも大皿と同じ土を使い、釉も同じ長石釉を掛けました。こちらは釉が均一に掛かって洋風な感じになりました。

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赤土を使い、型を利用した角皿です。オリジナルの恵那山半ツヤ土灰釉の還元、もっと緑色に発色するかと思いましたが渋い色になりました。土との相性なのでしょうか。思ったとうりにならないものです。

【NFさんの作品】
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小さな一輪挿し三点です。それぞれ形を変えしのぎによる加飾を変え、釉も変えています。釉の違いがはっきりと見て取れます。花を挿してみたくなる作品です。

【MMさんの作品】
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黒御影土に珪石を使った乳白釉を掛けました。最近のMさんの作品は磁器系の土を使い極めて薄く仕上げた作品が多いのですが、こちらは重厚な強さのある作品です。釉の厚さもちょうどよく、溶け具合も良く完成度の高い作品です。

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初めて透光性の磁土を轆轤挽きした作品です。磁器の轆轤挽きはとても難しいですが触るのが怖いほど薄く軽く出来ています。口の部分は透明釉に瑠璃釉を少し加えスポンジで彩色されています。上品で可愛らしい作品です。

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こちらは上の作品と同じ釉の作品ですが、土は半磁器を使いました。この半磁器もかなり白いのですが磁器と比べると随分感じが違います。モダンな使いやすそうな器です。

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この作品も透過性磁土を轆轤挽きしたたいへん薄く軽い作品です。釉は千倉石を使ったオリジナル釉を薄掛けしました。強く還元が掛かり鮮やかな緑になる予定でしたが、還元が弱かったのでしょうかこのような色になりました。これもとても品のある色だと思います。

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こちらも磁土を使った大きめのお皿です。この作品もとても薄く軽く出来ています。釉も同じ千倉石釉です。何箇所か釉が溜まった所がありますがアクセントの様な感じで気にならないと思います。

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こちらも透過性磁土を使い極めて薄く軽く仕上げた作品です。鮮やかな水色に発色すると思い、汝窯風青磁石を単味で使ってもらいました。想像した様にはいきませんでした。申し訳ありません。灰を混ぜる必要がある様です。

【MUさんの作品】
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赤土に白化粧土を部分的に刷毛で塗り、恵那山半ツヤ釉を掛けた作品です。しっかりとした重厚な感じの作品です。

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半磁器土にオリジナル玉石釉を薄掛けし、青いガラス瓶の欠片を中央に置きました。写真ではわからないのですが青い水溜りの様な景色が現れています。

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こちらも恵那山半ツヤ釉を掛けた器です。半ツヤのテクスチャーは丁度良い溶け具合なのですが、緑色が鮮やかな発色にはなりませんでした。還元焼成は難しいです。

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白土に青磁石釉を掛けた作品です。よく見ると釉が溜まった部分は青磁の色になっていますが、全体は釉が薄かった為か透明になりました。

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電動轆轤を使った方は経験したことのある歪みです。Uさん、この頃轆轤に慣れてきたのでこう言う作品は出来なくなりました。あえて本焼きしました。きちんとした形の中でむしろ面白いかも知れません。

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しっかりとした良い形の器、二つです。
市販の黒天目釉を還元焼成しました。酸化では真っ黒に発色しますが還元だとこの釉の場合は茶色の景色がでます。市販の釉はメーカーの企業秘密なのか調合の内容が書いてないものが多く、同じ名前の釉でも随分違った発色になります。

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今回焼いたUさんの作品のいろいろです。

【MKさんの作品】
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毎回、使う目的をはっきり決めてレッスンに来られます。今回のメインは落とし蓋。とてもユニークな作品です。少し前は熱心に轆轤成型されていましたが、このところ手捻りの作品が多いです。

【MNさんの作品】
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もぐさ土を使った手捻りの作品です。恵那山半ツヤ釉を使い、一度還元焼成しましたが釉が禿げ落ちた所が何箇所もできたので釉薬用の糊を加えて加筆して焼き直しました。完全に釉がのりました。

【私の作品を少し】
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浅間長石を主に平津長石を加えた長石単味釉です。サラサラしていて直ぐに沈殿するのでペントナイトを少量加えてみましたが、全く変わらず。ふのりを入れると流れた跡が癖のある跡が残る。まだまだ改良する必要があります。今回は1235℃になってねらしは酸化に戻したので緋色は全く出ず。真っ白になりました。

 

2019年3月28日に酸化焼成

DSC04585.JPGDSC04586.JPGDSC04589.JPGDSC04590.JPG3月28日に酸化焼成した作品、30日に窯出ししました。ペルシャ青釉など流れやすい釉を掛けた作品が多かったので1230度、15分ねらしにしました。釉はそれぞれ溶ける温度が違います。比較的早く溶けるものは下の段に溶けにくい釉を掛けたものは上の方に詰めます。どうしても温度は上の方が高くなります。ほぼ予想どうりの色に焼けました。

今回焼いた生徒さんの作品を掲載いたします。

【MOさんの作品】

DSC04605.JPG瑠璃釉と白萩釉を二重掛けした作品。釉が厚くなり、流れた部分をグラインダーで削って焼成を何回か繰り返し、やっと釉が流れてたまった所がなくなりました。その都度二重掛けによる景色が変わりました。良い感じの景色だと思います。

【NHさんの作品】

DSC04594.JPG茶香炉です。燃焼するには空気が通る穴が必要です。穴の大きさを変え、流れを作ったデザインが綺麗です。白土に白萩を掛け明るい感じになりました。中も白いので光が明るく漏れると思います。

 

【TMさんの作品】

DSC04600.JPG黒御影土に土石を調合した白萩風の釉を掛けました。この釉は胎土に黒御影を使うと不思議な青い感じの色に発色します。流れやすい釉ですが一番下の段に置いたので丁度良い溶け具合になりました。

DSC04608.JPG上の作品と同じ土石白萩釉釉ですがこちらは淡い赤土をつかいました。淡い紫色に発色しました。

【MMさんの作品】

DSC04593.JPG半磁器土を使い驚くほど薄く、羽のように軽く仕上げた作品です。オリジナル千倉石釉を全体に施し、口の部分に白萩釉をのせました。作品が薄いと釉を吸いきれず、剥がれたり、亀裂ができたりすることが多いです。釉をだいぶ薄めたので上手く乗っています。

【MUさんの作品】

DSC04595.JPGDSC04596.JPG持ち込みのトルコ青マット釉を使いました。1250℃から1280℃と書かれていましたがこの種の釉は1230℃でも流れることが多いです。やはり1230℃でもつや消しのはずがつやが出ました。中の濃い青はガラス瓶を砕いたものを入れました。

DSC04597.JPG使いやすそうな湯呑み。玉石と長石を調合した釉を使いました。中には瓶を割ったガラスが入っていて不思議な色をしています。

DSC04610.JPG丁度良い大きさの茶碗。こちらも玉石と長石を使った半ツヤ黒釉です。しっとりとした黒です。

【STさんの作品】先月から週一でお手伝いしていただいています。土の整理などテキパキとやっていただいています。

DSC04601.JPG均窯釉と透明釉を二重掛けした作品、アクセントの黒がよく合っています。

DSC04602.JPGこちらは鉄と自作のマンガンを調合した黒釉にペルシャ青のアクセント。おシャレ!

DSC04604.JPGDSC04607.JPG納豆鉢とご飯茶碗の組み合わせ、自作の鉄赤釉と透明釉を二重掛けしています。酸化焼成ですが深い色です。

DSC04611.JPGペルシャ青マット釉。しのぎをした部分に釉がたまり良い感じの濃淡がでています。

 

 

 

 

 

2019年3月14日還元焼成

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3月14日に還元焼成した作品、17日に窯出ししましたが、掲載が遅れました。申し訳有りません。11時間で1230度まで上げ、30分ねらしました。青磁の作品が多いので、胎土が赤くならないように1210度くらいから酸化に切り替えました。強い還元ではありませんが還元らしい色に上がりました。今回は初めて使う釉が長石二種類と市販の鉄赤釉、それと下絵付けの恵那鬼板の試作が入っています。

今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。

【MOさんの作品】

DSC04398.JPG黒御影土を使い、板作りで作りました。板を組み合わせる所など、たいへん丁寧で割れたり離れたりした箇所は一つもありません。ただ残念なことに足を付け、浮かしたため、若干反りがでてしまいました。厚めに掛けた鉄赤釉は還元焼成で良い味がでました。

【TMさんの作品】DSC04403.JPG白土に呉須でワンポイント絵付けしたご飯茶碗です。薄がけ土灰釉、淡い青磁が良いですね。電動ろくろにも随分慣れてきたようです。

【YMさんの作品】DSC04488.JPG

かなり大型の花器です。細かい目の信楽赤土を使いました。大きな板作りは難しいです。目が粗くシャモットや長珪石を入れた粘土を使う必要があったようです。

【MUさんの作品】DSC04391.JPG電動ろくろにだいぶ慣れてきました。半磁器に紫月窯オリジナルの土灰釉を使いました。部分的に釉変して温かい感じがでました。

DSC04396.JPGこちらも半磁器土を使い、土灰釉で施釉した器です。はっきりとした釉変が美しいです。

DSC04394.JPG赤土に半ツヤの恵那山土灰釉を掛けました。赤土に含まれる鉄分と反応し、溶けやすくなるのかツヤ消しにはならずはっきりとした青磁になりました。

DSC04393.JPG赤土に部分的に白化粧を塗り掛けしました。作者自身も白化粧の効果が気に入っています。

DSC04392.JPGいずれも赤土にオリジナルの半ツヤ恵那山土灰釉をのせた器です。ちょとしたことで色味が変わりますが、とてもキャパシティーの広い釉だと思います。

【MNさんの作品】DSC04404.JPG手びねりのご飯茶碗です。ご飯茶碗ですので、軽くご飯が冷めないような土として浅間もぐさ土を使ってもらいました。この作品も半ツヤ恵那山土灰釉ですが土との組み合わせで色々違った発色になります。

【STさんの作品】DSC04399.JPGいつもは電動ろくろですが、珍しく手びねりの使い勝手の良さそうな大きさのお皿です。全面にしのぎが均一に施されています。オリジナルの杉檜灰の還元、上品な青磁色です。

【私の作品も少し】DSC04405.JPGもぐさ土に青磁石と桑灰を調合したオリジナル釉を使いました。

DSC04401.JPG恵那鬼板の試作です。浅間長石と組み合わせました。恵那鬼板は低い温度から溶けるようです。使い方によっては面白そうです。

DSC04477.JPG細めの信楽赤土に白化粧を施し、杉と檜の灰を調合して作った釉を掛けました。

DSC04469.JPG浅間長石の試作です。流し掛けしています。白が強く気に入っています。

 

 

 

 

2019年2月7日酸化焼成

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2019年、今年の本焼き初窯です。急ぎの作品があり、作品の数は少ないです。ほとんどが1230℃以上では流れてしまう釉なので慎重に温度の管理をして焼成しました。厚塗りになってしまった数点を除き流れずに焼きあがりました。今回トルコ青艶消し釉を半磁器土にかけた作品の鮮やかな青が目立ちます。好き嫌いが分かれる釉ですが、使い方によっては面白いと思います。それから生徒さんの自作した乳白釉を参考に作った白萩風の釉(教室では SAO釉と言っています)と熊谷陶料の赤土の組み合わせの柔らかな白の発色が好まれ多くの作品に使いました。

みなさんずっと備前の窯で焼く作品を制作してもらっていたので、「紫月窯」の窯で釉を掛けて本焼きする機会が少なかったです。備前の罐焚きが延期になったのでまたいつものペースで本焼きできると思います。

今回焼いた生徒さんの作品を掲載いたします。

【MOさんの作品】
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9月から入られた生徒さんの作品です。陶芸は長く続けておられ、とても熱心に作陶しておられ、陶芸の知識も豊富な方です。電動ろくろはあまり使われていないとのことですが、今回久々に轆轤びきで作陶しました。萩風な釉が良く合った作品になりました。

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しゃもじ置き、二つ違った形にし、呉須の絵付けを統一しました。呉須の絵付けをあまりはっきりさせたく無いということで乳白釉を薄掛けしました。イメージ通りの作品になったと思います。

【YMさんの作品】
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手びねりの6点の小皿。醤油皿に使うのにちょうど良い大きさと形です。釉は二つの乳白釉を調合したものを使いました。自然な飽きのこない作品と思います。

【MUさんの作品】
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電動轆轤びきし、しのぎの加飾をした茶碗。電動轆轤にも慣れいろいろな工夫をしたいます。釉は白萩風の乳白釉です。

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上の部分にしのぎの加飾をし鬼板を塗って白萩風乳白釉を掛けた作品です。バランスのとれた作品だと思います。

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電動轆轤で作った湯呑み。呉須で太い線を一本描きました。お洒落な作品に仕上がりました。

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電動轆轤で作ったごはん茶碗。乳白釉の濃淡が良いですね。

【MMさんの作品】
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どれも電動轆轤を見事にこなしています。半磁器土を使い極めて薄く作られた作品。驚くほど軽く、使うのが楽しいと思われる作品です。また釉薬にたいへん興味を持ち、自分のイメージの釉薬を試みています。

【STさんの作品】
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黒化粧の上にちょうど良い柔さの時にいっちんで白化粧を乗せ、マーブリングした作品です。少しゆらぎがあるのも良いと思います。完成度の高い作品です。

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マーブリングのお皿は乾燥の時点でヒビが入ってしまい、焼かないと言っていましたが、欠片でも綺麗だからと焼きました。上に乗っている目玉焼きの小品はペンダントに欲しいとの注文で作りました。作者は箸置きのつもりで作ったそうです。

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夕方雨が上がって窯出しし、薄暗い中で撮影しました。白さの強い半磁器にトルコ青艶消し釉の鮮やかさが一層鮮やかに見えます。縁に入れたシノギの部分にたまった釉が濃い色になりアクセントになっています。

【MKさんの作品】
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型を使った板作りの小皿。呉須と鬼板で彩色されています。暖かな淡い色で使って楽しい作品に仕上がりました。

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冷たい感じになりがちな電動轆轤による作品ですが、暖かくひけています。使っていて飽きの来ない器だと思います。

お詫び

備前の窯元の登り窯に備前の本物の土を使った作品を入れて焼成する企画、3月15日に搬入し22日から29日まで窯焚きする予定でしたが、窯元の幡上雄一氏の体調がすこぶる悪く、延期することになりました。まずは5月の連休に変更ですが、さらに伸びることも考えられます。万が一備前の窯で焼く事ができなくなった場合は長野県須坂にある槇窯を使うようにいたします。お時間かかる事になりますが、必ず槇を使い備前の土ならではの作品に焼き上がるように致しますので、ご了解いただきたくお願い申し上げます。

特別講座:横浜で備前焼を

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備前の陶芸家である知人の登り窯に作品を入れてもらえる事になりました。
備前の土職人が土作りした備前の土が届きました。本物の備前土を使い備前の登り窯で何日も掛けて焼きます。備前焼がお好きな方には滅多にないチャンスです。
焼成は3月の中旬、窯出しは4月になります。(興味がおありの方は窯焚き、窯出しの体験もできます。)

✳︎作陶は成形、削りの二回、2時間から2時間半。削りを一週間以内にできる方。
✳︎備前土1kg、焼成こみで5000円です。
✳︎6名限定です。お申し込みは1月末日まで。お早めにどうぞ。明日からでも作陶できます。
✳︎素焼きをして備前に運ぶ必要上、2月一週目までが作陶の期間です。
お申し込みはお申し込みのページから。メールでもお電話でもお受けします。

★当初、12月末に窯焚きの予定でしたが、窯元の都合により窯焚きの日程が3月に変更になりました。

2018年12月23日酸化焼成

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12月19日に釜焚きし、23日に窯出しした作品です。掲載が大変遅くなってしまい申しわけありません。石灰を使った乳白釉や玉石を使った黒釉、長石単味などの釉の実験をした作品がたくさんあります。前回酸化で焼いて流れてしまった釉の今回はちょうど良い色になりました。黒釉はあと5度くらい高い温度の方が良いようです。

今回焼いた生徒さんの作品を掲載いたします。

【MOさんの作品】

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前回焼いた作品です。部分的に釉が剥がれたところがあり、その部分に釉を乗せて再度焼きました。二重掛けのため釉が熱くなり今度は流れてしまいました。二重掛けの結果は今回の方が綺麗だと思います。釉が流れ、たまったところをグラインダーで削り取りました。もう一度、窯の比較的温度の低いところに置いて焼いてみたいと思います。

【MMさんの作品】

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ルーシー リーのピンクの釉の色が出したく、ご自分で調合した釉を使いました。強いピンクは出ませんでしたがこれはこれで良い色だと思います。釉は地道に何度も調合を少しずつ変え、焼きを繰り返してイメージに近づける必要があります。

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この作品もご自分のイメージで作った釉を使いました。基礎釉に古代呉須を適量混ぜて作りました。良い色だと思います。透明な釉なので釉のむらが目立ちやすく、施釉が難しいようです。自分のイメージした釉を自分で作る姿勢は素晴らしいことです。

【MKさんの作品】

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前回タングステンの細い棒に引っ掛け、全体にムラなく仕上げる予定でしたがタングステンと釉とが反応してしまいました。今度は新たに作り直し、一般的な方法で焼きました。

【私の作品】

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亜鉛と珪石を主成分として調合した釉、3種類の調合を試し焼きしてみました。

2018年11月25日酸化焼成

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11月23日に焼いた作品を窯出ししました。1230度で20分ねらしました。先回溶けて流れた石灰、珪石、亜鉛を基にした白萩調の釉は一番下の段に詰めたところそれ程流れずに済みました。赤二号土に既製品の白萩釉をかけたものはかなり釉がはがれるなど問題がありました。その他玉石を使った黒釉や酸化錫とクロームを調合した釉などの試みをしました。
今回焼いた生徒さんの作品を掲載いたします。

【MOさんの作品】
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9月に入られ、以前に7年間陶芸をお続けになられた方です。陶芸の知識も豊富でたいへん熱心に作陶されています。丁寧に作られた二つのマグカップ、流理由と白萩釉の二重掛けをしました。二重掛けは思わぬ効果が現れますが、予想が難しいものです。上に被せた白萩釉がここまで流れるとは予期しませんでした。陶芸がイメージ通りには成らないことを良くご存知でホッとしました。

【MUさんの作品】
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熊谷陶料の陶芸赤土を使い、オリジナルの乳濁釉S1を施釉しました。土との相性が良く、柔らかな表情が出ました。前回かなり流れた釉でしたので、今回は一番下の段におきました。

【MMさんの作品】
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半磁器土を使い、極めて薄く轆轤びきした作品。古代呉須を筆で下絵つけし土灰釉をかけました。筆で塗った呉須の濃淡が良い表情を出しています。

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この作品も半磁器土を轆轤びきしたとても薄い作品です。釉薬にもたいへん関心があり、ルーシー リーのピンクの釉に挑戦しました。鮮やかなピンクにはなりませんでしたが、少し赤みを帯びた色になりました。

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黒御影土を轆轤びきした作品です。難しいほぼ垂直な形を作りました。釉はオリジナルS1です。釉が丁度良い濃さであったことと比較的温度の低い場所に置いて焼いたので流れずに神秘的な色になりました。

【YMさんの作品】
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大型の花器です。赤二号土に既製品の白萩釉をのせました。白萩釉は土によって釉が寄って剥がれたりカイラギができたりしやすい様です。この作品も均一に釉が乗りませんでしたが花を入れると自然な感じになるのではと思います。

【ASさんの作品】
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3回体験で来られた方の作品です。どうも赤二号と白萩釉とは相性が良くない様です。釉が寄って流れました。花を飾るとどう見えるのでしょうか。陶芸はなかなかイメージ通りにいかないものです。

【KDさんの作品】
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この作品も体験コースで作られた花器です。こちらは釉がよる様なことも無く良い表情が出ました。

【私の作品を少し】

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テカテカしない自然なツヤの黒い釉が欲しく、玉石という天然の石を砕いたものを単味で使いました。しっとりとした黒が出ましたが、粘りが無く石なので重いのか直ぐ沈殿してしまい施釉が難しいです。いろいろと試行して使いやすい釉にしたいと考えています。

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浅岡窯業の信楽赤土に長石、珪石、亜鉛、マグネサイト、ペントナイトを調合した乳白釉を施釉しました。前回の酸化焼成で流れてしまった釉です。土との相性が良かったのか温度の比較的低い場所に置いたのが良かったのか、流れることもなく焼成できました。

植田佳奈さんの個展です

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植田佳奈さんは東高校の教え子で、武蔵野美術大学を首席で卒業後、数多くの展覧会に出品するなど活躍中の陶芸作家です。今回の個展は「肌理」、土による様々なテクスチャーの試みです。

会場は京浜急行、横須賀中央から徒歩3分。「飯島商店」11/10〜18です。
詳しくはhttps://www.iijimashouten.com