カテゴリー別アーカイブ: 未分類

2021年3月23日の酸化焼成、窯出ししました

18日に酸化焼成しましたが、入りきらずまた参加焼成しました。今回も様々な釉や鞘を使った焼締の作品などいろいろです。窯出ししたばかりの作品が春の陽射しに眩しそうです。

生徒さんの作品を掲載いたします。

【CHさんの作日】

点心のお教室「マナプア」を主宰されていらっしゃるCHさんの初めての作品です。さすが手先が器用で初めてなのに温かみのるバランスのとれた作品を作られました。難しい細い線の下絵付けもしっかり描かれています。

【HOちゃんの作品】

小学3年生のHOちゃん。3つで一組の三角形の板皿20作りました。釉は薄い透明な青を使いたいとの希望で3号基礎釉に少量の参加コバルトを調合しました。線の部分が期待通りに焼きあがりました。

【KOさんお作品】

板作りの小皿。肩に押し付けて作りました。アクセントの三本の線がおしゃれです。オルジナルの土灰釉に少量の酸化鉄を入れた釉を使いました。

【NHさんの作品】

型を使った板作りの小皿と石鹸置き。オリジナルの半ツヤ土灰釉を酸化焼成しました。土灰の少量の鉄分により温かな白になりました。

【CDさんの作品】

手びねりのお皿。一度酸化焼成しましたが釉が剥がれた部分があり、再焼成しました、タルクを主原料に調合した乳白釉を使いました。手びねりの暖かさのある作品です。

【STさんの作品】

頁岩土を木炭と一緒に鞘に入れて焼きました。素朴な味わいのあるとてもお顔の表情の良いお地蔵様です。

【ESさんの作品】

穴がたくさん空いている涼しそうな器。夏野菜や果物をのせていたいです。

上の作品と同じ薄トルコ青マット釉を使った花瓶と一面に魚の模様のある平皿です。

【SKさんの作品】

とても可愛い形の急須です。たくさんのパーツを組み合わせ、時間と手間のかかる作業です。今回は茶漉しの部分を溶けた釉が塞ぎ残念ながら急須としては使えませんでした。小物を入れて使うと言って頂きました。

電動轆轤を使った小さな器。天然土灰釉と淡い鉄釉の酸化焼成、温かい色合いに仕上がりました。

【HMさんの作品】

初心者コース最後の電動轆轤による作品。赤土に白萩釉をのせました、白萩釉の釉の厚さの微妙な違いが綺麗です。

【YMさんの作品】

直火で使える鍋土を使った器。焼成の温度は1200℃までなので最下段に入れて焼きました。溶けずに焼けました。オリジナルの恵那山土灰半ツヤ釉との組み合わせ、良いです。

【MOMさんの作日】

電動轆轤を使った作品。いろいろな色の下絵の具で個性的な絵付けしたお皿です。

【AKさんの作品】

天然藁灰を使った白萩釉で施釉したティーカップ。しのぎで過食した凹凸に白萩釉がよく合っています。

【STさんの作品】

板作りの重厚な大皿。オリジナル天然土灰釉と淡い鉄釉を塗り分けしました。二つの釉が重なったところが作品の柔らかな感じを出しています。

【MKさんの作品】

手びねりのおタマ置き。釉は数年前いろいろな調合をで試作した白萩釉の一つを使ってみました。白萩とは程遠い色ですが、厚掛けで味あいがあります。

荒目の土を使い型を利用した板作りの大皿。これも試作の白萩釉を使いました。どんな色になるか楽しみとのことでした。

【MUさんの作品】

電動轆轤を使ったお皿。MMMさんがマンガンと青呉須を主体に調合した釉をのせました。半ツヤのテクスチャーと渋い青が良いです。2枚ともほんの少し釉が剥がれた部分があり、再度酸化焼成する予定です。

2021年3月18日の酸化焼成窯出ししました

3月18日の酸化焼成、21日に窯出ししました。アップロードが遅くなり申し訳有りません。やっと春らしくなり、いろいろな花が次々と咲き始めましたが一変春の嵐になったり急に寒くなったり。それでもやっと桜が開花し始めました。今回の酸化焼成もさまざまな土と釉を使った作品、個性豊かな作品です。

生徒さんの作品掲載いたします。

【AYさんの作品】

紫月窯に入り、初めて作陶した作品です。手びねりで丁寧に作られた作品。二つとも均整が取れ使いやすそうです。土は信楽の並土、釉はオリジナルの土灰釉を使っていただきました。

【KOさんの作品】

手びねりで時間をかけ丁寧に作られた大きめな急須。手びねりの集大成です。取っ手や注ぎ口などのパーツをバランス良く組み立てるのも難しいことです。呉須を勢い良く刷毛塗りし、白マット釉を掛けました。

【SKさんの作品】

二回めの電動轆轤による作品。左の作品は轆轤成型の始めの頃はだれでもなってしまう形です。最初の頃しかできない可愛らしい形です。右は小さいですが電動轆轤らしい形。紫月窯オリジナル亜鉛釉のやわらかな白と良く合っています。

【NOさんの作品】

電動轆轤にだんだん慣れてきました。熊谷棟梁の黒土に亜鉛釉の組み合わせ。不思議な美しい色です。

【ESさんの作品】

ウサギのオブジェ。絵付けの時に耳が折れてしまいました。とても顔の表情が良いのに。持ち帰り接着剤で着けて元どおりに直したとの連絡がありました。

ハシビロコウのイメージの花器。ハシビロコウがお好きで良く見に行かれるそうです。呉須と白い絵の具で下絵付けし、紫月窯オリジナルの半透明の釉を掛けました。

【CSさんの作品】

小布施の薪窯に入りきらず持ち帰った作品。焼締です。鞘を使い炭を入れて重ね焼きしました。これは1回の焼成ですが焼成回数を増やしたり更に高温で焼くなどすると薪窯で焼いたような作品になります。

【MOMさんの作品】

やわらかな自然な形のお皿。何をのせても良く合うかんじがします。白い土に白い釉の組み合わせも良いですね。

【ATちゃんの作品】

三角形のお皿。5歳の男の子の自由な表現です。

【AKさんの作品】

角皿に印を並べて押し文様を着けています。萩の土使いをご自宅で作陶されました。

【SYさんの作品】

小学5年生のSYちゃんんの作品。電動轆轤を使っています。轆轤を使っても少し変形させるとやわらかな感じになり、親しみやすい物になる様な気がします。釉は普段は還元で緑がかった色を出す鉄を含んだ土灰を使ったものを使い、あえて参加焼成しました。

【MUさんの作品】

いろいろな釉の大きな角皿です。乾燥時に皿の内側がせり上がることが多いのですが、重石をして乾燥させたので殆ど変形していません。土は赤七号、細めでよく使う赤2号とは随分性質地違う土です。

電動轆轤で作った皿。よくMUさんが使うトルコ青釉と赤2号との組み合わせとは違った発色です。土の違いによる色の違いは大きいでづ。

【MMMさんの作品】

いつもとても繊細な作品を作っているMMMさんの磁器土を使った作品。箸置にもなる色のサンプルです。トルコ青以外の釉は作者が調合したものです。釉にも関心がありさかんに試作を作っています。どんな色ができるかたいへん楽しみです。お皿はMOMさんの作品です。

【MNさんの作品】

浅間もぐさ土を轆轤挽きしたカップ。白土に白い亜鉛釉が涼しそう。手触りが良く熱が伝わりにくいので持つ手が熱くならないです。

上の作品と同じ材料を使ったコーヒーサーバーです。完成度の高い作品になりました。

2021/3/5の還元焼成窯出ししました

今回の窯は鞘を使った作品、槇窯の作品の再焼成など様々な状態の作品が混在しています。還元はかなり強くかかっています。生徒さんの作品を掲載しました。

【MNさんの作品】

電動轆轤を使った作品。湯呑みに使うにはちょっと大き目、蕎麦猪口に使うとぴったりのような気がします。紫月窯オリジナルの新しい志野釉を掛けました。志野らしいピンホールが出ています。

【MMMさんの作品】

透光性磁器土を轆轤挽きした小杯。楓灰のつもりで平津長石と合わせて作った釉、前回の還元焼成でひしぎな赤い色になりましたが、敢えて使ってみました、おそらく辰砂釉の間違えで銅を使った釉だったようです。淡い緑と赤が混在した不思議な色になりました。

【MUさんの作品】

電動轆轤挽きの鉢。彩度の高いオリジナルの瑠璃釉を施釉しました。大きめな作品で強い存在感がqります。

大きめな手びねりの水差し。還元でS釉(亜鉛釉)を使いました。この釉は溶けて流れやすいので下の段に入れました。還元だとつや消しになる釉ですが下段は還元が弱いせいか酸化の雰囲気も残った発色になりました。

【IYさんの作品】

本焼きした作品を粘土で固め、ガラス粉や鉄マンガン釉をのせたオブジェです。鞘に木炭と一緒に入れて焼成しました。

志野釉をたっぷり施釉した茶碗です。流し掛けした釉が良い雰囲気を作っています。

【SYちゃんの作品】

小学5年生のSYくんの作品。電動轆轤にもだいぶ慣れてきました。細かな目の信楽の白土に土灰釉を掛けました。あえて内側に施釉しこぼれ出た釉を景色にしています。

【AKさんの作品】

丁度良い大きさの志野茶碗。たっぷりかけた志野釉が重厚な感じを出しています。

【YSさんの作品】

ガラスに金属など材質の違ったものをミックスした作品を作られているYSさん。ガラスと合わせるパーツです。様々な粘土、様々な釉を試しています。近く、上海の個展の予定があります。

【YFさんの作品】

板作りのプレートと箸置きです。頁岩土に白化粧土を塗り掛けし、土灰釉をかけています。猫の爪の跡を描いた加飾が面白い作品です。

【MOMさんの作品】

手びねりの平皿。土の性質を生かした自由な形が面白いです。鮮やかな瑠璃釉を掛けています。

【ESさんの作品】

ESさんの作品はいつもユーモアがあり、どこか優しい表情をしています。

【YTさんの作品】

前回は酸化焼成した練りこみのお香皿。還元焼成では黒い部分が青みを帯びた色になりました。円形に自然ないう紙があるのも良いと思います。

【NFさんの作品】

手びねりの抹茶茶碗。玉石と平津長石を合わせた釉を掛けました。良い感じの半光沢の黒に発色しました。

手びねりの集大成として急須を作りました。モダンなデザインと還元土灰の淡い緑色が良いと思います。

【SOさんの作品】

電動轆轤で大きめの皿を作るのは難しいです。この作品は板作りと紐作りを合わせて電動轆轤成型し、あした。釉掛けで流れた跡がわざとのように良い景色になっています。

【HOちゃんの作品】

小学三年生のHOちゃんの作品。手びねりの集大成として急須を作りました。ユニークな形のデザイン、細部の文様など素晴らしいと思います。いつも豊かな発想と持続した集中力に感心します。

【KOさんの作品】

手びねりの抹茶茶碗。大きさも形も丁度良く、使いやすそうです。紫月窯オリジナルの恵那山土灰釉の光沢を抑えた色もぴったりあっていると思います。

※今回は入会順に掲載いたしました。

2021年2月17日酸化焼成窯出ししました

春の気配の明るい陽ざしの中、窯出ししました。今回は酸化焼成ですが、上段に鞘を置き薪窯で焼いた作品を補修したり水漏れを防ぐために中に釉を入れ再焼成しました。鞘の中は還元になるようにしました。そのため作品の数が少なめです。銅を使ったトルコ青釉は電気窯で焼くよりも強く酸化焼成の発色になりました。

生徒さんの作品を掲載いたします。

【CDさんの作品】

電動轆轤はまだ数回の初心者。良くあることですが削りの時に削りすぎて穴があきました。初心者のうちは厚く重いよりも思い切って薄く削る方が良いと思います。多肉植物の植木鉢に使えます。

【YTさんの作品】

黒土と白土を軽く練り込みました。お香立てです。二種類の粘土の収縮率がほぼ同じだったようで狙いどうりになりましたが、台形の方は両端の重みで形が扁平しました。次回は道具土で支えをして焼いてみたいです。釉は透明マット基礎釉を使いました。

誰でも一度は試みてみたいガラス片を入れた作品です。釉は土石白萩釉です。

【NOさんの作品】

黒天目釉を施釉した手びねりの抹茶茶碗。丁度良い大きさで軽く出来ています。

熊谷陶料の黒土を使ってみました。紫月窯のS釉(亜鉛釉)と相性が良いようです。

ガラス片を入れた作品。釉は紫月窯オリジナルの白釉を使いました。ガラスの量も丁度よかったようです。

前回還元焼成したところ銅をかん還元した強い赤になった作品。もう一度酸化で焼いてみました。一度焼成した色は戻らないと聞きましたがかなり強い赤は消えました。

【YMさんの作品】

電動轆轤の小さな器、初心者コース最後の作品です。温かな感じに轢けています。瑠璃釉を掛けました。釉の厚さも丁度良いです。

【HMさんの作品】

YMさんとご夫婦で通われていました。初心者コースを最後の作品です。同じく瑠璃釉を掛けました。良い発色です。

手びねりの集大成、急須を作りました。時間をかけてパーツを作り完成しました。前回還元で焼きましたが材料屋さんの手違いで楓灰ではなく辰砂釉だったのではと考えられます。再度酸化焼成しだいぶ赤みが取れました。

【RMさんの作品】

板作りで簡単に作った作品。籾灰を掛けました。さりげない感じが良いです。

【ESさんの作品】

伸びをしてる猫ちゃんのお皿。猫は良くこんな風に伸びをしますね。いつも何も見ないで短時間に仕上げられています。

不思議な形の花器です。古信楽土は酸化焼成で黄ばみのある土ですがトルコ青釉が緑がかることなくたいへん鮮やかに発色しています。ガス窯で酸化焼成する場合多少還元がかかるようですが今回は殆ど酸化炎が得られたようです。

【AKさんの作品】

この作品も前述したように前回楓灰を調合しはずなのに還元焼成で緑色では無く赤く発色したものを今度は酸化焼成したものです。優雅薄かったためか殆ど赤みが消えました。

【MUさんの作品】

二枚の板皿。反らずに焼きあがりました。黒天目釉に若干ピンホールが出てしまいました。施釉の後軽く慣らせば解決できたのですが。

2021年2月3日還元焼成、窯出ししました。

今回は鞘を鞘を最上段と最下段に入れ焼きしめや強還元の作品を焼いてみました。重たい鞘ですが崩れることもなく強い還元が得られました。酸化焼成の場合でも鞘の中は還元が得られるし、木炭や籾を使ったりすればいろいろな可能性があると思います。

今回焼きあがった生徒さんの作品を掲載します。

【HOちゃんの作品】

小学3年生のHちゃんの作品。彩色された模様もおしゃれです。前回焼成し釉が剥がれたり溶けきれなかった部分があったので修正して再焼成しました。

【NOさんの作品】

初心者コースの最後の課題は電動轆轤。初めてなのに良い形に惹けてできています。成形の仕上げも薄く削られていて軽い作品です。楓灰を調合した釉のはずでしたが還元で赤くなったので銅を使った釉だと思います。

【SOさんの作品】

初心者コースの最後の電動轆轤成型。高さのある者を作ってもらいました。大きめの真っ直ぐな作品。難しいですが良く轢けています。オリジナルの天然土灰釉を使いました。

【SKさんの作品】

たたら板をそのまま使った平皿。板作りは亀裂が入り易いですが問題なく焼けました。この作品も楓灰を調合したはずの釉を使いましたが楓灰自体が間違って届いたようです。ただこの色も目が慣れてきたせいか面白いとも思います。

【YMさんの作品】

ナンテンの葉を押し付けて素焼きをし、鬼板を塗り、全体を拭き取って加飾し、土灰釉をかけました。

時間をかけて丁寧に作った大型の急須。この作品も楓の灰と思って調合した釉を使いました。もう一度酸化焼成で焼く予定です。

【KNさんの作品】

紐作りで作った大きめの花瓶。あえてシンメトリーでなく変化をつけています。いつも個性的な試みがみられます。

鞘に入れて重ね焼きした板皿。振りかけた木の灰が還元され淡い緑になっています。真紀がまで焼いたような風青になりました。

【ESさんの作品】

海の生物のようなオブジェと蛇のオブジェです。それぞれ別の作品ですがこうやって出会うと面白いです。蛇の表情が可愛いです。

【MOMさんの作品】

電動轆轤を使った器。美しい形に轢けています。釉は自然の鉄分の多い土、玉石を調合して作ったオリジナルの黒釉です。半ツヤが良いです。

【STさんの作品】

5枚お揃いのお皿。板作りに型を使いました。一つ一つ少し表情が違い暖かい表情があります。釉は紫月窯オリジナルの土灰釉です。還元焼成ならではの淡い緑が綺麗です。

手びねりの湯呑み。上のお皿とお揃いの天然土灰釉を使いました。

【YSさんの作品】

ガラスを使った作品を作っているYSさんの作品。ガラスと組み合わせる作品のパーツです。いろいろな土、いろいろな釉を試しています。

多肉植物などを育てているYSさん。植木鉢を作ってみました。さすがオリジナルなデザインを生かした作品に仕上げました。多肉植物などを育てているYSさん。植木鉢を作ってみました。さすがオリジナルなデザインを生かした作品に仕上げました。

【NKさんの作品】

手びねりの大型花器。面取りした形が美しいです。紫月窯オリジナルの半ツヤ土灰釉とぴったり合っています。

【AKさんの作品】

唐津土を使ったお揃いの湯呑み。鬼板の絵付けの濃さも丁度よく、杉と檜の灰をを調合した釉が土との組み合わせ、強い還元と高めの焼成温度による釉変がみられる作品です。

鬼板で絵付けした作品。手びねりに絵付けは暖かな感じが出て良いです。

薄く丁寧に作られた手びねりの背の高い花器。釉掛けに使った釉が予期せずに還元で赤くなったのでもう一度酸化焼成してみます。赤くなったところが緑になったら銅を使った釉です、

左から青磁色の湯呑み。全体に陶印で加飾されています。中央は干支の牛の形のお茶入れです。薪で焼いたような渋い色になりました。右はそろいの箸置き。これも楓のはずで調合した釉を使ってもらったので部分的に赤くなっています。

【MNさんの作品】

左は浅間もぐさ土に紫月窯オリジナルの志野釉を掛けた湯呑み。柔らかな白です。右は小布施の穴窯に入れてもらった湯呑みです。少し口の部分が欠けたので補修しガス釜で還元焼成しましたが殆ど元の色も変わらず、口の欠けた部分も分からなく補修できました。

【MKさんの作品】

赤土に紫月窯オリジナル籾灰釉を普通は行わない還元焼成した作品です。しのぎで加飾されて味のある作品になりました。

2021年1月17日の酸化焼成、窯出ししました

1月19日夕方、陽が落ちる直前に窯出ししました。まだ作品はかなり熱かったです。今回は窯の最下段と最上段に鞘を置き棚板で塞いで鞘の中は還元状態にしました。鞘の中に土灰や木炭を入れました。今回の作品は釉が比較的低い温度で溶けるものを使っており、ねらしの時間を短くしてみました。

今回窯出しした生徒さんの作品を掲載します。

【MSさんの作品】

中学校の教師をしている教え子の作品。学校で陶芸を教えることになり臨時で作った作品です。バランスの良い形のカップ。削りもきちんと薄く出来、軽くて使い良さそうにできました。しっかりした下絵付け。ヒューステンの絵の具を使いました。

【HOちゃんの作品】

手びねりの小鉢。側面にしのぎで加飾しています。オリジナルの瑠璃釉を使いましたがなぜかむらがでました。見ようによっては効果的かとも思います。

蓋物。蓋は白萩釉と瑠璃釉を塗っています。つまみの三角形と文様の三角形が調和しています。

【NFさんの作品】

使いやすそうな小鉢。白土に白萩釉を使いました。

【SOさんの作品】

電動轆轤挽きの大小の鉢。粗めの土を使い、オリジナルの鉄釉をかけました。初心者ですが大きく、薄く作られています。

板作りの小皿。半乾きの時に化粧土を塗り掛けし、線刻したりこまかなしのぎで加飾しました。赤土と白化粧の組み合わせはいろいろな物ができます。

板作りの大きめの深皿。板作りとは思えないくらい縁を持ち上げてありますが面白い形になりました。粘土の可塑性をうまく利用して作っています。

【ATちゃんの作品】

5歳になったATちゃん。豆皿やイチゴをのせたピザなど。鮮やかな彩色をしました。絵の具を使う時が楽しいようです。

【 RMさんの作品】

所々土灰を掛け、鞘の中で重ね焼きしました。鞘自体が重たいので今まで最下段に置いていましたが、高い温度が必要と思い最上段に置きました。厚めの棚板を使ったせいか問題ありませんでした、灰の量が少なかったようですが薪で焼いた感じになりました。いろいろ可能性がありそうです。

【ESさんの作品】

海の生き物のような不思議な形のオブジェ。下絵の具による鮮やか彩色が目をひきます。

こちらも生きているかのような不思議なオブジェです。表面は細かな点のテクスチャーになっています。

【STさんの作品】

板作りのネイムプレートです。「虹の橋」、彩度の高い下絵の具を使いました。紫色は陶芸の絵の具ではなかなか出ないようです。

【YMさんの作品】

手びねりの使いたすそうな大きさの器。天然土灰の透明釉を使って酸化焼成したので淡い黄色みをおびた暖かな感じになりました。

【YSさんの作品】

背の低い植木鉢。多肉植物を植えたいということで作りました。トルコ青釉と鉄マンガン釉の二重掛けです。彩度の高いトルコ青が抑えられ面白い色になりました。

【SYちゃんの作品】

磁器土を轆轤挽きし、釉を使わずにガラスの粉をいれたり、いろいろな試みをしています。

【NKさんの作品】

呉須で絵付けした使い勝手の良さそうなお皿。カラスノエンドウをモチーフにオリジナルなデザインをしました。呉須の濃さも丁度いいようです。

【MNさんの作品】

電動轆轤びきした器。黒御影土にS釉(石灰亜鉛釉)をかけました。この釉は少し温度が高めだと透明になったり流れたりします。釉の濃さも厚さも焼成温度もちょうど良いです。

【MMさんの作品】

黒御影土を板作りしました。丸い発砲スチロールのカーブを利用し滑らかなカーブの作品になっています。この後上絵付けの予定です。

2021年1月13 日、電気窯初窯、窯出ししました。

素焼きや少量の焼成に便利かと新たに導入した電気窯、初めて酸化焼成してみました。温度の調節はコンピュータ制御してくれるのでスイッチひとつで後は自動的に焼きあがっています。楽です。助手さんが一人加わったみたいです。意外に焼成に時間がかかるのが分かりました。今回焼成はトルコ青など比較的低い温度で溶ける釉を使ったので1222度に設定しました。ねらしにかなりの時間をかけたので少しプリセットのある1200度で良かったようです。

今回の生徒さんの作品を掲載いたします。

【SOさんの作品】

初心者コースの生徒さん。数回の電動轆轤ですが削りを含め、よくできています。粗めの白土にS釉(亜鉛釉)を掛けた作品です。珪酸が溶け透明になった部分と白く残った部分が表情の変化を作り出しています。

【MMTさんの作品】

初めての電動轆轤の作品です。バランスの良い形で、使いやすそうなごはん茶碗になりました。白萩釉の溶け具合は丁度良いです。

【MNさんの作品】

電動轆轤を使いこなしています。黄瀬戸の様な淡い鉄釉を施釉しました。

【NFさんの作品】

手びねりの湯呑み。赤土を使い半乾きの時にしのぎをいれました。正倉院のペルシャのガラス器のような加飾です。

手びねりの小品。ペン立てとのことです。釉は鉄釉と白萩風白釉です。

【MMさんの作品】

透光性磁器土を轆轤挽きしたたいへん薄くて軽い杯。電気窯では全く還元炎の要素が無く純粋な酸化焼成の色になります。写真は自動調整されてトルコ青の色がくすんだ感じに見えますが実際にはもっと鮮やかです。このような酸化焼成の小品には小型電気窯は向いていると思います。

黒御影土を使った板作りの小品。釉を掛けずに焼締めました。この後上絵で彩色する予定です。

2021年1月7日還元焼成、新年初窯、窯出ししました。

2021年の初窯。9日に窯出ししました。甕には厚い氷がはっていました。還元焼成の特徴がはっきり出ましたが、今までとは違った感じです。生徒さんに作っていただいた志野茶碗に使った志野釉は平津長石に天然藁灰を加えて自作しました。鞘の中に籾殻と木炭を入れた作品の試作はまだまだ思うようになりませんが、試作を継続してみたいと思います。

今回の生徒さんの作品を掲載します。

【NFさんの作品】

柔らかな形の志野茶碗。気張らない絵付けと自然に流れた釉の景色が良いです。

【HOちゃんの作品】

小学3年生のHOちゃん。お花の文様を全体に自由に絵付けをしました。バランスの良い形も良いです。

【KOさんの作品】

大胆な勢いの良い下絵付けと茶碗の形が調和しています。

【CDさんの作品】

抹茶茶碗二つ。個性的な絵付けと口の部分の大胆なフォルムが素晴らしいです。

【NOさんの作品】

自然な監視の絵付けとバランスのとれた形。釉の濃淡による表情の変化が良いです。

【SOさんの作品】

粗めの古信楽土による電動ろくろ成形の鉢。初心者コースですが電動ろくろは巧みです。

【ATくんの作品】

いつもは原色をたくさん使って絵付けしていますが今回はお母様のリクエストで呉須でけで描いています。

【NKさんの作品】

形の良く揃った手びねりのマグカップ。釉は市販の還元唐津釉をかけました。還元焼成らしい発色です。

【NKさんの作品】

電動ろくろ成形のぐい呑。しっかりと還元のかかった土灰釉がぴったりです。

【YMさんの作品】

初心者コースの手びねり最後の課題は急須です。本体、蓋、取っ手、注ぎ口を全体のバランスを考えて組み合わせます。初めての急須とはお目ないほど整った形です。土灰還元の淡い緑色もピッタリ合っています。

【MNさんの作品】

電動ろくろ成形の湯呑み。使いやすそうな作品です。オリジナル千倉石釉で施釉しました。この釉は還元のかかり具合でかなり違った色になります。今回は淡い落ち着いた色になりました。

【MUさんの作品】

電動ろくろを使いこなしています。軽く使いやすそうな二つの器。左はオリジナル瑠璃釉、右は白化粧を刷毛塗りし土灰釉で仕上げています。単一でなく変化のある表情が良いです。 

【ESさんの作品】

あんこうの様な大きな口を開けた魚のオブジェ。鬼板でアクセントを付けています。なぜかところどころピンクがかった色になりました。

【MKさんの作品】

手びねりの器。外側に大きなしのぎで加飾してあります。市販の還元唐津釉を施釉しています。ところどころ釉が薄くなったところが変化を作っています。

小皿6枚。赤土に土灰釉をかけています。自然釉の様な味があります。

赤土を使ったコップ、しのぎの加飾、灰釉をかけました。右の小さなのはネズミです。

【私の作品を少し】

鞘の中に入れたもの。鞘の中は籾と炭をところどころ入れいてある。白土が黒土の様になる。

2020年11月6日の還元焼成、11月8日に窯出ししました。

今回は小布施の薪窯の作品をこの後2度行ったり、遠く信州の山のなかに月の一週間篭って窯焚きし、その後再度窯出しに行くなどで時間が取れず、掲載がこの期になってしまいました。大変申しわけありません。一ヶ月以上間が空いたので全て載せることができません。特に目に止まった作品を掲載いたします。

【HOさんの作品】

小学校4年生の作品です。お母様とレッスンに参加していただいています。一番初めの作品。基本的な手捻りで湯呑みとマグカップを作りました。バランスの良い形と還元焼成の落ちついた色。使いやすそうです。

【KOさんの作品】

鬼板を使った動きのある彩色が見事です。

【SOさんの作品】

猫が大好きな生徒さんです。自由作品で猫の顔がある花器と猫の形のオブジェを作りました。粘土は他の素材よりも可塑性がありいろいろな形を作ることができます。

【SKさんの作品】

手捻りのとても表情豊かな志野茶碗です。口の部分などかなり大胆に変化をつけています。抹茶をたてたことは無いとのことでしたが早速茶筅とお抹茶を購入したとのことです。

板作りで大きめのお皿を作りました。魚の形がほっこりさせます。楽しく食事ができそうです。

【YFさんの作品】

板を組み合わせて立体的にした作品。頁岩に白化粧を塗り掛けし、鬼板で東洋蘭を描きました。抑揚の豊かな見事な筆使いです。

【YMさんの作品】

丁寧に手捻りで作った二つの小皿です。あたかも電動ろくろで作ったように見えますが手捻りの暖かさがあります。土灰の還元の落ちついた色合いに合っています。

【HMさんの作品】

板作りの大皿です。板作りは楕円でも多角形でも自由な曲線でもいかなる形にもできるのが良いところです。白い土を使い鬼板で化粧した楕円形の淵にしのぎで加飾されています。

【RMさんの作品】

手捻りで作った蓋つきの器。本体と蓋を合わせるのは難しいものです。還元した土灰釉の落ちついた緑色が似合っています。

【NKさんの作品】

電動ろくろ成型に入って間もないですが見事に使いこなし、ほぼ同じ形のになっています。口の部分の釉を少し剝がすなどのさり気ない工夫がみられます。

【SYくんの作品】

鉄分の多い土に志野釉を施釉した味のある作品。小学生の作品とは思えないです。

【IYさんの作品】

磁器土を電動ろくろ挽きした作品。電動ろくろの単調な形になるのを逆さに撮ったよう自由な形です。銅やマンガン、ガラスの粉などで加飾しています。

【AKさんの作品】

手捻りで作った形の揃った4つの湯呑み。紫月窯オリジナル羊歯釉を還元焼成しました。

【NFさんの作品】

赤土と白土を升目状に配した小皿。施釉は土灰釉、還元焼成のため赤土の部分が緑色になりました。

かなり小さい豆皿です。還元した土灰釉の特徴のある緑色が爽やかです。

【MUさんの作品】

電動ろくろ挽きした中くらいのお皿。部分的に白化粧を使っており、瑠璃釉に「変化がです。

こちらも電動ろくろを使った中皿。同じく白化粧を部分的に塗り掛けし、土灰釉を還元で焼きました。

【MMさんの作品】

磁器と半磁器のお箸立てにちょうど良い大きさの器。電動ろくろ挽きし、左の作品は長いスロロークのしのぎで加飾しました。釉は杉と檜の灰釉と半ツヤ恵那山土灰です。

2020年12月7日小布施の薪窯の作品、持ち帰りました。

11月15日から一週間、小布施に行き中野市の小高い山の中腹にある布施さんの穴窯に入れていただき窯焚きしました。楢の薪の灰が作品にかかり高温で溶ける自然釉、薪窯ならではの色です。薪による焼成は作品が置かれる場所によって随分違った表情になります。今回は焚き口の近くに置かれた物が多く、たくさんの灰がかぶった物が多くありました。使った土も灰が着きやすい伊賀土などを使いました。