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休講のお知らせ

外は燦々と春の陽が降り注いでいます。なのに経験した事もないコロナヴィルス感染の脅威は続いています。
「紫月窯」、今月中旬に休講してから早十日以上が経ちましたがさらに継続いたします。長引きそうです。くれぐれもご自愛なさってお過ごしください。
休講の継続、再開などについてはInstagram、Facebookと紫月窯ホームページのトップページ、おしらせ、最新情報の3箇所でお伝え致します。
2020年3月21日酸化焼成窯出ししました

3月19日に酸化焼成した作品を窯出ししました。窯出しは21日の午後でしたがまだ作品は革手袋をしないと出せない熱さでした。酸化焼成の明るい発色になったもの。還元焼成を続けた後だったためか灰釉が若干青みがかったものなどいろいろありました。試作のコバルトを使った紫色になる予定の釉はイメージ通りの色にはなりませんでした。
今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。
【YIさんの作品】

織部は型にはまらず自由なヒィy原画できます。鬼板、織部釉、土灰釉との組み合わせ。直線を生かした作品になりました。
【NKさんの作品】

たたら作りの角皿。四辺を少しだけカットしたお洒落な形にしました。エッジは呉須で彩色され、乳白釉を施し柔らかな感じに仕上げました。ちょうどおはぎの差し入れがあり、早速このお皿に乗せて使ってみました。おはぎにぴったりでした。

板作りは簡単なようですが、十分に押さえることができないので割れやすいという難点があります。今回6枚の板を作りましたが二枚は亀裂が入ってしまいました。その作品に絵付けをしました。繊細でかわいい絵付けです。
【ATちゃんの作品】



4歳になったばかりのATちゃんのいろんな作品。土をいじっているより、色を付けているときのほうが好きなようです。
【STさんの作品】



ATちゃんとお母様との合作です。粘土が柔らかなうちに葉を乗せて押さえ、素焼きします。その後は鬼板を全体に塗って拭き取ります。そして透明釉を施釉します。


この二枚は無釉で焼締めました。化石のような感じになりました。
【SYくんの作品】

手びねりの湯呑みと急須。急須は各部品を組み合わせるたいへん難しい技術が必要です。長い時間をかけ丁寧に作りました。
【IYさんの作品】

作陶する際、粘土は上に行くに従って広がりやすいのですが、縮めるのは難しいです。袋物と言い使い勝手が良い形なので多く見られる形です。この作品は滑らかなカーブが綺麗だと思います。口の部分はあえて切れ目を作った姿になっています。砂鉄を生乾きの特に塗り込み、素焼きしてからトルコ青を施釉しました。
【AKさんの作品】

内側に印で凹凸のある模様を付け、織部釉を塗り掛けします。その後土灰釉を全体にかけてあります。織部釉の濃淡が美しいです。

持ちやすい大きさの湯呑み。手に合うように凹みを作ってあります。杉と檜の混ざった灰で作った釉を少し厚掛けしています。

花器。玉石という鉄分の多い石を主原料に蛙目粘土でツヤを消し酸化コバルトで赤みを押さえ青みがかった半ツヤ黒釉を使いました。
【NFさんの作品】

透明釉を全体に掛けた後、霧吹きでうすく溶いたトルコ青釉を施釉しました。滑らかなグラデーションになりました。

内側は透明釉、外側にはトルコ青釉を施釉しました。この釉は流れ易いので厚く掛からないようにしてもらい、最下段に置いて焼成しました。

八角形の小皿。独特の鮮やかなトルコ青との組み合わせです。

八角形の小皿。こちらは土灰基礎釉に少量の酸化鉄を入れた黄瀬戸です。

布目をいかした小さなプレートです。こちらも明トルコ青釉です。
【MUさんの作品】

白い土に白化粧を勢いよく刷毛塗りした中皿。白の微妙な違いが良いです。

赤土に白化粧を刷毛塗りしました。釉は白萩釉です。赤土との相性がよく白萩の半透明な白が効果的です。

赤土に白化粧土を刷毛塗りし、トルコ青釉を施釉しました。トルコ青釉は半透明なので胎土の赤が押さえられ独特の発色をしています。

赤土に白化粧土を刷毛塗りし、土灰釉を施釉しました。透明釉を使ったので白化粧の白がはっきりと出ています。

磁土に瑠璃釉を施釉しました。磁土は色付きがない白なので瑠璃釉が鮮やかに発色します。

浅間もぐさ土の白を使った小皿。この土はもぐさ土なのですが焼き締まり硬度もありながら手触りは柔らかいです。

何にでも使える大きさの器。赤土に玉石釉をかけました。
【MMさんの作品】

磁土を電動轆轤引きし、たいへん薄く軽く作られています。酸化マンガンを使った釉を使いました。楽しく麺類が食べられそうな器です。
【MKさんの作品】


浅間もぐさ土(白)を使ったマグカップ。厚いけど軽いです。ハート型のハンドル、高台もハート型です。呉須と鬼板で絵付けし透明釉で施釉しています。

同じく浅間土を使った小皿です。ちょこっと絵付けしたのが可愛いです。

小さな器。何気なく描かれた絵付けがお洒落です。
【KIさんの作品】

備前土を穴窯で焼成したものをさらに鬼板と灰釉でペイントし、ガス窯で酸化焼成しました。
写真では判りにくいですが色々な不思議な色が出て完成度の高いオブジェになりました。

固まった赤土を砕き、手を加えて白化粧、鬼板、長石釉などを塗って酸化焼成した作品。箸置きとのことです。なるほど!
【私の作品を一つ】

酸化コバルト、益田長石、リンを主体に調合した瑠璃釉の試作です。もっと紫色に発色するイメージでしたが殆ど普通の瑠璃釉のようになりました、リン(牛骨)の割合を増やし、コバルトも増やしたほうが良さそうです。
2020年3月15日素焼きの窯出ししました




窯を焚いた12日、木曜日は気温も高く清々しい一日でした。そして翌々日の土曜日は雪。横浜では積もりはしませんでしたが、東京では桜の花の開花の知らせと同時に雪とは驚きました。春は三日と同じ天気は続かないとはよく言ったものです。土曜日の生徒さんの作賓は雪の中、既に窯出ししています。
今回は今までで一番少ない数の素焼き、上段はスカスカでした。そのためか板作りの二枚の作品に亀裂が入ってしまいました。慎重に良く炙って焚いたのですが上下の温度差によるものだと思います。土は正直です。
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2020年3月1日還元焼成窯出ししました。

今日から3月。2月28日に還元焼成した作品を窯出ししました。前回の還元焼成でまとまった数の依頼があった作品を入れましたが、その作品のために拘って作った釉が痩せてしまい、再度施釉した物が入っていました。失敗は許されず900度に還元に入ってから昼食も食べずに付きっ切りで温度調節しました。結果は適度の還元と温度も丁度よく、だいたいねらった通りになりました。
今回の窯の作品を紹介いたします。
【YIさんの作品】
初めて電動轆轤を使った作品です。バランスのとれた作品です。赤二号土に白化粧を生がけし、土灰釉を施釉しました。還元ならではの落ち着いた色になりました。
【AKさんの作品】
前回と同じ唐津土と素焼き後の鬼板絵付けによる作品です。前回鬼板が薄かったので今回は厚く描きました。丁度良い濃さで濃淡の感じもとても良いです。
[MNさんの作品】
電動轆轤で大きめなお皿に挑戦しています。柔らかな浅間もぐさ土に千倉石を施釉しました。浅間もぐさ土はもぐさ土にも拘わらずよく焼き閉まりますが柔らかさがあって使いやすい土です。オリジナルの千倉石を主体にした釉は還元の度合いにたいへん敏感です、今回は強く還元されて強い青磁色が出ています。
【KIさんの作品】


土のかけらで作ったオブジェ。鬼板、白化粧を素焼きせずに生がけし檜釉や長石を掛けて焼きました。いろいろなテクスチャーが楽しめる作品です。
【私の作品を少し】


伊賀の荒土に小布施に窯焚きしに行ったおり頂いた葡萄の灰を主体に調合した釉を、全て窯の同じ段の窯板に載せて焼いた作品です。敢えて少しずつ形を変え、釉のかけ方や量も変えてみました。統一感があってそれぞれが個性のある作品を作りたいと思いました。
2020年2月20日還元焼成


22日(土)に窯出ししました。夕方小雨が降ってきて直ぐに生徒さんにお手伝いしていただき工房の中に運びました。強く還元したつもりでしたが還元特有の色はでているものの弱い還元になっていました。今回も様々な土の作品が入っています。土の違いによる釉の発色の違いは予想以上でした。
今回の生徒さんたちの作品を紹介いたします。
【ATくんの作品】

4歳の男の子の作品です。箸置きです。

製作中、形が崩れてしまいましたが自然な形になりました。お花を入れたりできそうです。

箱型の器。大事な小物を入れておくと良さそうですね。杉と檜の灰を主体に作った紫月窯オリジナルの釉です。還元の淡いグリーンが良いですね。
【STさんの作品】

ATくんのお母さまの作品。手びねりで袋物を作っていただきました。手びねりらしい温かみのある作品。春の野の花が似合いそうです。

袋物課題の作品。持ちやすそうな徳利です。口の部分に呉須で絵付けを施しました。オリジナルの桑灰釉を掛けました。
【YSさんの作品】

オブジェのパーツです。半磁器で細かな細工が施されています。
【AKさんの作品】


唐津の土をご自分で用意され作陶した向う付けです。鬼板で書かれた樹の絵付けが描かれています。紫月窯オリジナルの灰釉を掛けて仕上げました。

今回の唐津の作品は一貫した樹の絵付けが描かれています。中くらいの大きさの手びねりのお皿。ところどころに厚めに掛かった釉の青磁色が出ています。

この作品も唐津の土を使いました。バランスのとれた使いやすそうな湯呑みです。

手びねりの足つき植木鉢です。落ち着いた色合いが春の花に似合いそうです。
【MUさんの作品】

写真では白く見えますが磁器土を使った淡い青磁の器です。磁器土の電動ろくろ挽きは難しいですがこの頃急に巧みに作っています。
【MMさんの作品】

このところ一貫して透光性磁器土を轆轤挽きした薄い作品を作っています。千倉石釉を内側に掛けた時に流れ出た形が綺麗なので、前面に施釉せずに焼きました。
【MNさんの作品】

電動轆轤で作ったお皿。何にでも使いやすそうな大きさ。浅間土に千倉石釉を掛け柔らかな質感の作品になりました。
【MKさんの作品】

お揃いの楕円形のお皿とお箸たて。手びねりならではの温かな形です。
【KIさんの作品】


槇窯に入りきれず持ち帰った備前土の作品に鬼板と紫月窯オリジナル檜灰釉を使い、ガス窯で還元焼成した作品です。意外なことに備前の土に良くに合っています。

やはり備前土のオブジェ。三方向から施釉した重なった形が面白いです。
【私の作品を少し】
オーダーの作品。粗めの伊賀土を使い、小布施でいただいた葡萄の灰を主体に作った釉を掛けた作品です。伊賀の土が粗いためか釉の厚みがなく還元の青磁の色も薄くなってしまいました。近々もう一度葡萄灰釉を掛け焼く予定です。変わった、初めての土と釉との組み合わせ。イメージ通りに行きませんでした。陶芸は難しいです。

葡萄灰を熊谷の陶芸白土に掛けたものです。少し白濁した青磁色が出、焼成温度が高かったので窯変した薄紅色が出ています。
2020年1月22日酸化焼成



1月22日に酸化焼成した作品。24日に窯出ししました。備前土で作った大きな壺や高さがある作品があり、鞘を二段重ねしたりかなり変則的な段組をしました。1240℃近くまで温度を上げ30分のねらしの後ゆっくり安堵を下げてみました。
今回窯出しした生徒さんの作品を掲載します。
【AYさんの作品】
昨年暮れに入られた生徒さんの作品です。取っ手がバラッンス良く付いています。赤土に紫月窯オリジナルの乳白釉を掛けました。釉掛けも初めてです。適度に釉が流れ柔らかな良い感じの景色になりました。
【NKさんの作品】

昨年末に入られた生徒さんの作品。取っ手のついた手びねりのマグカップ。大きさも形も揃っています。赤土に半透明の乳白釉(S1)柔らかな感じに仕上がりました。
【STさんの作品】

昨年暮れに入られた生徒さんの作品です。初めて作られた手びねりの二つの湯呑みが焼きあがりました。白土に厚掛けした白萩風の乳白釉、柔らかな白がいいです。
【ATくんの作品】

4歳の男の子さんの手びねりの作品です。手轆轤も使わずに空中で指で凹ませって作りました。赤土に乳白釉を使いました。作品の作った時の指の凹みに釉がたまり変化のある作品になりました。

手びねりひねり出しの小さな器。中と外、違う色を使いました。

お子様は粘土遊びが大好き。不思議な形を一心に作っていました。箸置きにもなりますね。
【AKさんの作品】

ご自宅で作られた一輪挿し。雫の形の様な自然さがあります。瑠璃釉が均一にきれいにかかりました。

備前土で作った大きな花器。小布施の巻窯に入れるのには間に合わず、紫月窯のガス釜で焼きました。大きいので底のない鞘を積んで木炭を側面に置いて密封して焼きました。鞘の中は還元状態になっていますから木炭自体も燃えにくく、徐々に灰になって作品に付着して溶けます。そのため巻で焼いた様な景色になりました。
【YSさんの作品】

オブジェのパーツ試作。黒御影土に白化粧土と基礎釉を混合したものを使いペイントしました。ツヤのない美しいテクスチャーです。
【SYくんの作品】

黒御影土を使い板作りした作品です。内側に釉を入れ、流す軒に外側に自然な釉の流れた跡がつきました。外側全体に施釉するか迷いましたがそのまま焼成しました。釉の流れた跡がこの作品に良く合っていると思います。
【MNさんの作品】

電動轆轤成形ですが口の部分に凹凸を付けました。織部の自由な様式美に合っています。土は熊谷陶料の降る陶黄瀬戸を使いました。淡い黄色が明るい表情があります。
【MUさんの作品】

赤二号土に素焼きの後鬼板を部分的に刷毛塗りし、トルコ青釉を全体に薄がけしました。ゆっくり温度を下げる焼成方法のためか青の色がいつもより鮮やかに感じます。
【MKさんの作品】

高台が面白い形をしています。白い土に乳白色の釉を掛けました。微妙な色の変化が暖かい表情をだしています。使いやすそうな器です。
【私の作品を少し】
何度も天然の藁灰を使って白萩釉を作ろうとしていましたが悉く失敗。生徒さんが石灰と形跡と亜鉛で簡単に白萩釉風な釉を作ってしまいました。生徒さんの名前をとってS釉と名前をつけました。S釉の弱点は1230℃で流れてしまうこと。いろいろ改良してできたのがS3n釉。今回は窯の中段に起き1240℃で30分ねらしましたが流れることは無くなりました。

昨年末に小布施の槇窯を焚かせてもらいました。その時に窯に入りきらず持ち帰った備前の土を使った作品を鞘に入れて焼いてみました。今回は酸化焼成ですが鞘の中は酸素が入らず還元されます。サンギリの様な景色は木炭を作品の横に置いてできた景色です。木炭は徐々に灰になり作品に付着し、こういう景色になりました。
2020年1月16日還元焼成




20日に窯出ししました。今年の本焼き初窯です。昨年暮れに生徒さんが急に増えました。NHKの朝ドラの影響かなと思いきや、そうでは無かったです。今回の窯には紫月窯で初めて作陶した作品が多く入っています。
還元は充分掛かっていますが青味が少ないのは釉が薄いためのように思われます。釉それぞれの特徴を出すには厚掛けぎみにして方が良さそうです。未だに焼成するたびにいろいろな課題が課せられます。
今回窯出しした生徒さんの作品を掲載いたします。
【AWさんの作品】

年末から紫月窯に通われ、初めてのひねり出しの作品が焼きあがりました。柔らかな質感で使い心地が良さそうな作品です。成形、削りから釉掛けまで全て行いました。釉は紫月窯オリジナルの半ツヤ土灰釉(恵那山土灰釉)を使いました。写真では分かりにくいですが還元らしい色合いです。
【NKさんの作品】

やはり年末から紫月窯に入られた生徒さんです。ひねり出しで湯呑みを二つ作りました。使いやすそうな湯呑み。初めてですが二つの大きさと形が揃っています。釉は半ツヤの恵那山土灰釉です。
【STさんの作品】

昨年11月半ばから4歳の男の子さんと一緒に通われています。二作目の取っ手をつけた二つの作品、バランスよく取っ手が付いています。赤土(赤二号)を使い、恵那山土灰半ツヤ釉を施釉しました。左は厚目に釉かけしており、還元ならではの緑色がはっきり出ています。
【AKさんの作品】


少し大きめの花瓶2点。どちらも呉須で下絵付けをして乳白釉を施釉しています。美しい形の花瓶、敢えてはっきりと絵付けを出さず、作品と同化するようにしています。
少し釉の薄いところがあり、部分的に釉専門の糊材を混ぜて施釉し再度焼成することにしました。
【YIさんの作品】


手びねり成形の集大成として急須を作ってもらいました。いくつものパーツを丁寧に組み合わせるたいへん手間の掛かる作業です。細かなところまで丁寧に作られており、バランスも取れた作品に仕上がりました。赤土に土灰釉を使いました。
【YSさんの作品】

ガラス作家として活躍中のYSさん、ガラスと陶磁器と組み合わせて作品を作るためのパーツを試作しました。ほとんど半磁器を施釉せずに焼きしめました。ガラスとどのように組み合わせられるのか楽しみにです。
【SYくんの作品】

小学3年生。手びねりで袋物を作ってもらいました。手のあとを生かした素朴で力強い作品です、野の花が似合いそうです。
【IYさんの作品】

いつも独自の工夫をされたユニークな作品を作られます。抹茶茶碗、内側には砂鉄やガラスのフリットを散りばめてあり外側は釉を掛けずに仕上げました。

抹茶茶碗。前回、砂鉄などを入れた内側の状態が予想とは違い、また外側の釉が溶けきれなかったため再度焼成しました。

持ち込みの結晶釉を使いました。やはり前回の焼成ではイメージ通りではなく再度焼成しました。それほそ変わらなかったようです。



ユニークな3点の小品。どれもガラスの粉、宝石の欠片などを載せ、無釉で焼きしめています。釉を掛けない陶器の質感は自然な感じがします。
【MMさんの作品】

磁器土を轆轤挽きした小さな花器。内部は還元の青系に発色しています。白磁の様な作品。花を入れてみたいです。

たいへん薄く作られた轆轤挽きの大きめの磁器の茶碗。写真でも分かるほど光を通します。釉は千倉石釉を使いました。
【MNさんの作品】


轆轤挽きした茶碗2点。大きさと形が良く揃っています。外側下の部分に呉須でアクセントを付け、内部には持参した青いワインの瓶を砕いた粉を入れて焼きました。

轆轤挽きした茶碗。こちらも形と大きさが揃っています。太めの呉須の下絵付けがあっています。熱を通しにくい浅間志野土を使いオリジナルの杉と檜の灰釉をかけました。

周囲に鬼板でアクセントを付け、オリジナルの檜灰釉で施釉しました。落ち着いた色合いに仕上がりました。
【KIさんの作品】




コンラリーのペインターとして活躍中です。いろいろなパーツや作品、いろいろな試みをしていますがどれも不思議とイメージ通りに出来上がります。

3箇所に鎖が通せる穴があけてあります。植木鉢を吊る下げて使うときの受け皿に使うと良さそう。釉は何を使ったのか、この作品にぴったり合っています。
【私の作品を少し】



11月から12月に掛けて小布施の布施さんの大型の穴窯に作品を入れてもらい、一週間こもって窯焚きしました。その時お会いした陶芸家に頂いた中野の葡萄の灰。平津長石などと調合した作った釉を使いました。少し乳濁した青磁色になりました。
2019年12月28日還元焼成



昨年暮れに窯出ししました。大みそか、お正月と更新する時間がなく年が明けました。薪窯で焼いて反ってしまった作品や釉の試作などが入っていました。反ってしまった作品は平になりませんでした。もう一度もう少し高い温度で焼いてみます。還元で1230℃まで上げ還元落としまではいかないですが、徐々に還元を保ちながら温度を下げてみました。還元の仕方によっても随分と違った表情になります。
今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。
【YIさんの作品】


志野茶碗二つ。土を変えて作陶してみました。志野に使うもぐさ土は慣れないと作りにくいものです。二つとも柔らかな志野の白が出ました。鬼板の絵付けも初めてです。

シンプルに手捻りした作品。土の表面のテクスチャーを変えて作りました。二つとも同じ赤松灰を主体に調合した釉を厚がけしました。煽れほど表情の違いはでなかったようです。
【AKさんの作品】


二つの志野茶碗。二つとも古陶志野土を使いました。流し掛けした釉の厚みのむらがよい表情を出しています。
【YSさんの作品】

長石単味の志野釉のテクスチャーが気に入って試作しました。呉須と志野釉はあまり組み合わせることはありませんが面白い効果があるようです。志野釉も呉須も何種類か使って試してみました。






【SYくんの作品】

ふくろうの形の箸置き。可愛いですね。薪窯で焼いたのですが肺が溶けきらす、再度ガス窯で焼いてみました。もう少し溶けると良いのですが。もう一度焼いてみましょう。
【IYさんの作品】

ガラスの粉、砂鉄、宝石の破片などいろいろと乗せて実験してみました。不思議な表情になりました。

この作品も砂鉄、ガラスの粉などを入れて焼きました。薪窯で焼成しましたが溶けてない部分があり再度ガス窯で還元焼成しました。たいへん個性的な作品に仕上がりました。

やはり色々な物質を入れてみました。全体にかかる鉄釉と不思議に合っているような気がします。
【MUさんの作品】

透光性磁器土に杉と檜の灰と長石、カオリンを調合したい釉を使いました。磁器の白さが還元された灰釉との組み合わせで明るい青磁色になりました。

釉変した赤みを呈しています。還元落とし気味に焼成したせいでしょうか。土と土灰によるものなのでしょうか。還元焼成で少し高い温度にするとこうなる時があるようです、、

赤土に白マット釉、呉須を使って調合した釉などを重ね掛けしています。重なった部分が思いがけない不思議な色になりました。

既成の白結晶釉を厚がけした作品。艶消しのキメの細かな釉です。組成は何を使っているのでしょうか。

赤二号土に土灰釉を薄がけしました。胎土の色を生かした渋い作品になりました。
【MNさんの作品】

備前土に還元火襷しました。藁が無く、葦の茎を使いました。同じ単子葉植物なのでケイ酸を多く含んでいるので火襷は出るものの茎が固くとても巻きつけるのが難しいです。やはり藁は柔軟性があって使いやすいです。
【MKさんの作品】

前回、オリジナル玉石釉に籾灰釉を二重かけしましたが思うような発色にならず、籾灰釉を塗り掛けし。還元で焼きなおしました。籾灰もケイ酸を多く含みますので還元すると珪石の様な艶消しになります。下に掛けた玉石釉との組み合わせで特有の色になりました。


この作品も二重掛けした作品です。とても複雑な色を呈しています。高台がたいへん独創的です。
【私の作品を少し】


先日薪窯を焚いた小布施には色々な果樹園があります。これはその折に頂いたブドウの灰を早速平津長石と調合し厚がけ還元焼成したものです。土は伊賀、たいへん粗粒の土で轆轤びきすると手が痛いですが灰との相性はとても良い様です。
2019年12月17日酸化焼成
今日はどんより曇った一日。午後12月15日に酸化焼成した作品窯出ししました。焼成時間は標準的、下の段はちょうど良く焼けましたが上の方は釉が剥がれるなどした作品が多くありました。原因はよく分からないのですが400℃までの昇温が速かったことが要因かも知れません。そのため今回掲載出来ない作品があります。それらは色々な方法で再焼成し出来るだけ良い状態にしてから掲載いたします。陶芸はいつまで経っても失敗がつきものです。
今回窯出しした作品を掲載いたします。
【AKさんの作品】



どの作品も土はご自分で持ち込まれた赤7号土を使い、石灰、珪石を中心に調合したS釉を使っています。青みの掛かった特有の白が使いやすそうな作品とマッチしています。
【NFさんの作品】

蓋付きの調味料を入れるのにちょうど良さおうな器。蓋はアルミナを塗って本隊の上に乗せて焼きました。大きさの狂いがなくぴったりと収まっています。釉は柳北信陶料の明トルコ青マット釉を使いました。
ワインクーラーとワインカップです。手びねりで作りました。黒御影土にS釉を使いました。面の境目が釉が薄くなりトーンが濃くアクセントになっています。陶芸は予期せぬ効果が出ることも多く、楽しみでもあります。
【MNさんの作品】

マグカップ。黒御影土に珪石、長石、カオリン、亜鉛を調合した釉を使いました。柔らかな乳白色が黒御影土に合っているようです。S釉にカオリンを入れただけで随分表情が変わります。
【MMさんの作品】

磁器土に市販の青ガラス釉をのせました。最下段の温度が低い場所にいれました。予想通り比較的低い温度で溶け、艶の強いガラス状の色になりました。たいへん薄く轆轤で作った作品に合っていると思います。

透光性磁器土をたいへん薄く見事に轆轤弾きした作品。明トルコ青マット釉を使っています。白い陶土に使ったのとは随分違った感じになります。作品が薄いため釉もかなり薄がけしています。それでも流れますが流れて出来た景色がとても良いと思います。

磁器土を轆轤びきした一輪挿し。基礎釉に呉須の割合を多く調合した作者オリジナルのゆうと市販のマット釉を使いました。写真では分かりにくいですが二つの釉が重なった所が不思議な効果を出しています。花は何が似合うでしょうか。
【MUさんの作品】

赤二号土にS釉、そして青いワインの瓶を砕いたガラスを中央に入れて焼きました。ガラスは溶け易く貫入します。紫月窯の生徒さん、皆さん色々工夫して作陶しています。

赤土にトルコ青、そして中央に砕いたガラス瓶の破片を入れて焼きました。鮮やかなトルコ青ですが赤土の上にのせると古い青銅器のように見えます。
【MKさんの作品】

手びねりの小皿。既製の鉄赤釉を使いました。使いやすそうな大きさの器です。鉄赤釉は燐を含む調合で作られています。陶芸に使われる釉は酸化第二鉄(鉄錆)の含有量によって黄瀬戸釉から黒釉まで幅広い色が作れます。そこに燐を加えることによって赤味が加わります。今回は既製のものをつかいましたが、燐を含む牛骨灰を準備していますので近々調合してみようと思っています。
【STさんの作品】

黒御影土を使った丸い平皿。焼くと反りやすいものですが完璧に真っ平らに焼き上がりました。釉は作者のオリジナル、霧吹きで施釉しました。
