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2021年10月28日 還元焼成の作品

10月8日の大地震の後、最初の本焼きです。新しく調合した釉を掛けた試作がたくさん入っています。還元の色の雰囲気はありますがもっと天然土灰釉の青磁色が強くでると思ったのですがまたもや期待はずれでした。今回調合した土灰が鉄分が少なかったのかもしれません。

生徒さんの作品を掲載いたします。

【MKBさんの作品】

抹茶茶碗。白いもぐさ土を使い手びねりで作りました。鬼板を塗り掛けし、かきベラの線刻で絵を描きオリジナルの天然土灰釉をのせました。伝統的な抹茶茶碗の形を生かし新しい息吹を感じる作品です。

活躍中の若手の絵描きさん。黒呉須を使った勢いのある絵付けが良いです。

絵付けされたお皿二枚。少ない色数でピタッと決めています。

【TYさんの作品】

板作りで作ったたいへんユニークな5枚組のお皿。安定感があり滑らかな口の部分、使い勝手が良い気がします。鬼板で彩色し天然土灰釉をかけました。

【MNさんの作品】

もぐさ土で作った均整のとれた抹茶茶碗。平津長石にわずかに天然藁灰を入れた釉を使ってもらいました。志野釉ならではの美しい白です。

赤土に塗り掛けで白化粧した平皿。平行に塗った白化粧の濃淡が綺麗です。和菓子にも洋菓子にも合いそうなお皿です。

【CDさんの作品】

電動轆轤を使い板作りと紐作りを併用して作った作品。簡単そうで意外と難しい作り方です。黒土に亜鉛結晶釉を掛け還元焼成しました。珪石を釉に珪石を使っているので還元を掛けるとマットな質感になります。

お揃いの楕円形のお皿。天津のお教室をなさっているCDさん、中華の刻印を文様にしました。涅につや消し天然土灰釉を釉掛け、還元焼成です。もっと青磁色が強く出ると思ったのですが黒土の強い黒が勝ってしまいました。なかなか思うようにはいかないです。

【AYさんの作品】

電動轆轤で作った3つの作品と同じ黒土で作った箸置き。初めての電動轆轤とは思えないほど綺麗な形になりました。釉は亜鉛結晶釉。還元で焼くことは殆どありませんが、還元が弱かったのか白さが強い発色になりました。

【HOさんの作品】

小学四年生のHOちゃんの電動轆轤を使った作品。形の揃った作品もこなしています。凄いです。

【CDさんの作品】

電動轆轤を使った小さな花瓶。口の部分を絞っていく形を作りました。初めのうちは土の量の偏りがでて作りにくいものです。電動轆轤は何度も何度も数をこなす必要があります。

【RMさんの作品】

電動轆轤を使った小さな器。赤土に天然土灰釉を掛けています。釉の掛け斑が自然な景色になっています。

【ESさんの作品】

テクスチャーに拘った角皿。新しく調合した天然土灰釉を掛けました。凹んだ部分に還元されて溶けた釉が暑く溜まり、独特な発色になりました。

首飾りのパーツの猫ちゃんです。よく見ると一つ一つ違った顔をしています。手作りならではの作品です。

左の作品は花器として使えます。細いお蕎麦のような紐は花を自由に支える剣山の様に使えます。魚の形をしたお皿は焼き魚を乗せるとぴったり合いそうです。

【AKさんの作品】

手びねりの香合。蓋と本体は殆ど遊びが無くぴったりと収まります。合わせの部分にアルミナを塗っていただき重ねて焼いたので、釉の色も揃っています。絵付けの紅葉も丁度良い発色です。

二つの志野茶碗。赤みのあるもぐさ土を使っていただきました。殆どのもぐさ土じはぼそぼそしてとても使いにくいです。側面に削りを入れ形と軽さを整えました。

板作りの呉須で染付けしたティッシュペーパー入れです。蓋の重みで髪を抑える機能があります。絵付けの色の濃さも丁度良いと思います。

小皿は全て手びねりで作られています。鬼板の絵付け、丁度良い濃さで描くのは難しことです。ちょっとした濃さの違いで濃淡がはなりはっきりと表れます。下の小さな作品はそら豆の形をした箸置き。オリジナルの半艶恵那山土灰釉を使い本物のそら豆そっくりな色になりました。

2021年9月10日 還元焼成の作品

窯焚きした9月8日に窯詰めし、翌日焼こうと思っていましたが豪雨になり断念、その翌日はよく晴れたので火をつけました。それから台風が来たりでまた長雨、やっと本格的な秋になりました。今回の還元焼成も新しく調合した釉をいくつか使いました。還元も強めに掛かりました。

今回焼きあがった生徒さんの作品を紹介いたします。

【TTさんの作品】

電動轆轤を使った作品。赤土に透明釉と乳白釉を半分づつ施釉しました。真ん中を少し重ね合わさった色が出るのではと試みましたが、乳濁釉が勝って重なった箇所に中間的な色は出ませんでした。重ね掛けは重ねる順番によって大きく変わります。

【TYさんの作品】

初めての抹茶茶碗。土は違うもぐさ土を使ってもらいました。もぐさ土はどちらかと言うとパサパサとして粘りが無く作りにくい土ですが、軽く焼き上がり土味が良いです。左の夏茶碗は削り目を残し自然な趣のある作品、右の冬茶碗は腰の部分に彫刻がなされた作品、写真では分かり難いですが天然土灰釉が掘ったところに厚くたまり青磁色になっています。どちらも男性的な強さのある作品です。

【RKさんの作品】

赤土を使い手びねりで作った袋物の花瓶。天然赤松灰を使った釉をかけました。溶け過ぎず半ツヤになりました。少し釉切れしたとこも自然な感じがします。早速花を飾りインスタにアップされていました。苦労して焼成した甲斐があります。

板を組み立てて立体を作る課題です。作りやすくユニークな形を考えた花器です。

大きな板皿。素焼きした後に使える化粧土で加飾しました。焼き魚、握り寿しなどいろいろな料理に使えそうです。

たたら板で同じ形の5枚の小皿を作りました。ゆるいカーブの方を使い、僅かに丸みをつけました。やわらかな色合いが良いです。

【COさんの作品】

タタラ作りの小皿。6角形の等分な位置にタタラの加飾。凹ました部分に釉がたまって濃淡を作り出す構想でしたがマット釉でしたので色の変化は出ませんでした。これはこれでシンプルで良いと思います。

【AYさんの作品】

電動轆轤、一作目の作品です。轆轤挽き、丁寧な削り、とても初めてとは思えない出来栄えです。天然土灰の釉掛けも還元焼成の色合いも完璧です。

【KOさんの作品】

手びねりで丁寧に作られたマグカップと蕎麦猪口。赤土にオリジナルの恵那山土灰釉を施釉、還元焼成しました。これらの作品にぴったりの発色です。

【STさんの作品】

陶のお地蔵さま。やっさしい氷上をされています。頁岩土という鉄分のたいへん多い土を使い、鞘に入れて焼き締めました。窯の一番温度の低い位置に鞘を置いたのですがまだ温度が高かったようです。

【CDさんの作品】

電動轆轤を使った回数は多くはないのですが透光生磁土を使ってみたいといことでできた作品です。磁器土は腰が弱く慣れないと非常に轆轤成型し難いです。上の部分が歪んでしまいましたが、それを生かして作品にしてみました。

【NOさんの作品】

手びねりの作品。二連の小皿です。桜土という珍しい土を使っています、還元すると桜色になるということでした。

透光生の磁土を使った器。電動轆轤挽きしました。難しい磁土ですが良くできています。天然の土灰を還元焼成することによって出来た淡い青磁色が美しいです。

【MMOさんの作品】

前回酸化焼成した4つの同じ形の削り出しの角皿の一つ。一つだけ松灰釉還元の指示が書かれたものです。松灰釉は還元がうまく掛かると強い緑になりますが、透明なので黒土に施釉した場合胎土の黒に負けてここまで緑色になるとは思いませんでした。この組み合わせ、いろいろな可能性がありそうです。

【ESさんの作品】

2つの不思議な形の器、どうやって使おうかな。とてもユニークな作品です。左の作品に使った釉、酸化で焼くことを念頭に調合した釉ですが、還元で焼くと随分違った発色になりました。これも良いかな。右は今回初めて購入した材料店の天然土灰を使いました。還元でやわらかで適度な青磁色が出ました。この釉、これから紫月窯の土灰釉の中心になるかもしれません。

【NKさんの作品】

後ろの黒い色のオブジェは一度天目釉を酸化で焼いたもの、思うような色にならなく再度酸化鉄に少し長石を混ぜた釉で還元焼成してみました。やはりイメージとは懸け離れた色になってしまいました。釉は難しいです。手前の二つの丸い作品は風鈴のパーツです。こちらは涼しげな淡い青磁になりました。

【SYくんの作品】

電動轆轤を使いかなり薄く軽く作られた器です。小覚醒が作ったとは思えないほど渋い味のある作品。赤土に天然土灰釉をかけました。

【IYさんの作品】

鞘に入れて還元をかけた3回目の焼成です。今までとは違った赤みのある金属光沢が全体に出ました。何回も焼いたので中に入れたガラス粉は蒸発して無くなったようです。作品紹介は基本は一回目のみ掲載していますが変化が著しい場合はその都度紹介します。

【MUさんの作品】

電動轆轤挽きの丼、高台を付けず洋風に仕上げました。素焼き後に使える白化粧土を藁を束ねた筆で塗りました。胎土が白いので写真では分かりません。淡い天然土灰の青磁が綺麗です。

板作りの角皿。こちらも素焼き後に使える化粧土を使っています。上の丼とは違いこちらは塗り掛けの化粧土がはっきりしています。鉄分が多い天然木灰を使ったからなのか、置かれた窯の位置によるものなのか。陶芸はまだまだ分からないことだらけです。

【MMMさんの作品】

半磁器の練り込みした粘土を使った極めて薄く作られた豆皿です。練り込みの色の感じは良いと思います。MMMさんの新しい試み、様々な可能性を感じる作品です。

i板作りのプレート。真っ平らの作品は反りやすいですものです。重石を載せゆっくりと乾かすなどで反らないようにします。今回は殆ど剃らずに仕上がりました。素焼き後に使える白化粧土で加飾し鉄分の多い天然土灰釉を掛けました。

【MKさんの作品】

手びねりの大きな丼。丁度良い厚さで均一に作られています。やはり手びねりは電動轆轤よりも暖かさがあります。落ち着いた暖色になりました。今回はK社の天然藁灰仕立ての白萩釉を還元焼成しました。普通は白萩釉は酸化で独特な柔らかな白い色に発色します。還元ですとつや消しの灰色に様変わりする物が一般的です。白萩釉は藁の産地の違いによるものなのか、灰にするときのやり方の違いによるものなのか、調合の材料によるものなのかメーカーによっても逗子分違いがあります。

この頃、スマホ置きをよく作られています。陶器のスマホ置きはユニーク。もしかしたらMKさんが初めてかも。3つとも落ち着いた色のオリジナル作品です。

2021年8月18日酸化焼成

やっと長雨が上がり朝から窯焚きしました。途中何回か突然の豪雨に。不安定な今年の晩夏です。全体的にはまずまずの上がり。ただ亜鉛を使った乳白釉は今回も釉が切れた作品が多くさらに調整が必要です。

今回、酸化焼成した生徒さんの作品を掲載します。

【MBKさんの作品】

インドネシアに一年間留学の経験があるペインターMKBさんの作品です。たいへん個性的なプリミティブな作品。鮮やかな下絵付けが魅力的です。

【TTさんの作品】

電動轆轤成形したコップ。同じ形を作るのは難しいことですが雰囲気が揃っていれば良いと言われています。工業製品とは違い少しずつ違いがあるのは当たり前のことです。土灰釉を酸化焼成させ黄瀬戸調にし織部釉を散らしています。

手轆轤でチューブ引きし、二つにカットして並べた作品です。オリジナルの玉石黒釉がむら無く施釉され、溶け具合も丁度良いです。

【TYさんの作品】

初心者コースの2つ目の基礎的な課題です。課題の意味を良く理解されさらに常に個性を生かした作品を作られています。取っ手の形などに工夫がみられます。オリジナルの亜鉛乳白釉、少し厚く掛けたのか釉切れを起こしました。全体的にむら無く発色するのは難しいです。

【RKさんの作品】

古陶黄瀬戸土という軽くて温かみのあるもぐさ土を使ってもらい抹茶茶碗を作ってもらいました。平茶碗を作るつもりででしたが大きく広がってしまいました。さっそく料理をのせ、インスタにストーリーズに投稿されていました。暖かい色なのでいろいろな料理に似合うと思います。

【AYさんの作品】

板作りの作品。しっかりと設計し長い時間をかけ丁寧に組み立て、さらに手の込んだ絵付けをされた作品です。ドベで接着した部分の剥がれも無く、絵付けに使った鬼板の濃さ、化粧度のの使い方もとても良いです。

【HOちゃんの作品】

小学校4年生のHOちゃん、電動轆轤で背の高い形や大きめな作品などいろいろな作品を作っています。釉は亜鉛乳白釉、やっぱり釉切れしました。平な所は綺麗に発色ししたので少し薄く掛けた方が良いのかもしれません。右の鮮やかな色の三つの小品は箸置きです。

【CDさんの作品】

電動轆轤引きしたご飯茶碗。使いやすそうな大きさと形です。釉は天然藁灰を使った白萩釉です。微妙な色の変化が綺麗です。

【N0さんの作品】

電動轆轤成形した平鉢。美しい形です。籾灰を施釉しました。一度酸化焼成しましたが釉が溶けきらず今回もう一度焼いたものです。自然に表れたグラデーションが綺麗です。

【ESさんの作品】

お皿として使ってみたくなる様な二つのオブジェ。ユニークな作品です。いつも作りたいものをイメージして来られ、あっという間に作り上げます。上の作品は淡い水色を出したくていくつもの減量を調合した釉、焼くたびに毎回表情が変わります。下の作品は本来は還元焼成する長石単味の釉ですが今回酸化焼成しました。酸化ですとやはり溶け難いことが分かりました。

【MMOさんの作品】

見たこともない不思議な美しい色の作品です。赤土を使い轆轤引きしたものにトルコ青釉とマンガン釉を二重掛けしたようです。金属色のような結晶が出た部分もあります。

黒土のブロックを時間をかけて削り出して作った作品。上の三つの作品。今まで紫月窯では無かった色合いです。素焼き後に使える白化粧を見事に効果的に使っています。毎回いろいろな工夫をした作品作り。素晴らしいです。

【YFさんの作品】

猫好きなYFさんの作品。板作りの答弁を型に貼り付けて成形した作品です。時間をかけて撥水剤とマスキングテープを駆使して作っています。黄瀬戸のようなベージュ色の背景と青磁色を使いたいということで酸化で青磁の様な色になる釉を作りました。猫の後ろ姿がなんとも言えない哀愁を感じさせるユニークな作品です。

頁岩を使った手びねりのカップ。マスキングして釉の着かない部分を作り、玉石黒釉を施釉しました。見た目の重厚さとは違いとても軽く、使いかってが良さそうです。

【NKさんの作品】

厚目に作ってしのぎ削りをした小品。左は白化粧の上に天然土灰釉、白化粧を施したので土灰釉酸化焼成の黄色がはっきりした色になりました。右は削り過ぎて穴が空いたものをオブジェとして作品にしました。

手びねりの小さな壺。天然藁灰の白萩灰の発色が良いです。

電動轆轤で大きな作品に挑戦しています。赤土で作った大鉢。天然藁灰を使った白萩釉。どっしりと存在感のある作品です。

【AKさんの作品】

手びねりの大きな花器。上部の広がった所は垂れやすく難しいですが、生乾きにして見事に作られました。釉の乗りが良く、溶け過ぎない半ツヤの玉石を使った黒釉。完成度の高い作品です。

陶芸に大変熱心なAKさん。ご自宅でも作陶なされ、持参されます。落ちついた色と絵付け、使いやすそうな湯呑みとカップです。

【MUさんの作品】

電動轆轤引きした鉢。赤土を使い、素焼き後使える白化粧土と土石白萩釉を掛けました。白萩の半透明な特徴を生かしたいろいろな白が綺麗です。

【MKさんの作品】

このところいろいろなスマホ置きを作られています。陶器で出来たスマホ置き、ユニークな発想です。土の性質を生かしたシンプルな形が良いですね。

2021年8月2日 還元焼成の作品

長雨の前、8月2日(月)暑い一日でした。窯出しは4日の午後、まだ素手では触れないほど熱かったです。この日も写真の通り太陽の光りが眩しかったです。今回は強還元になりました。どうにか5日午前中の搬入にも間に合いました。

生徒さんの作品を掲載いたします。

【MKさんの作品】

一番最近入られたMKさん。最初に陶芸の全体的な説明をした時にすごく適切な良い質問をされるのでどんなお仕事をされているのか尋ねたところペインターとのこと。成る程!活躍中の絵描きさんでした。陶芸は始めてとのことですが飲み込みが早く的確な表現をされます。陶芸一作目。加飾された文様の線の表情も美しいです。

【AKさんの作品】

紫月窯に入られる前から別の陶芸教室にも通われているほど熱心な方です。基礎をきちんとやりたいとのことで入会されました。手びねりのマグカップ。赤土を使い瑠璃釉で施釉しました。瑠璃が深みのある色になりました。

【YTさんお作品】

初心者コースの二つ目の課題、「取っ手を付けたものを作る」のの作品です。赤土にオリジナルの土灰釉を還元で焼きました。還元が強く赤土の色も濃く釉の緑がかった色も濃く発色しました。

【AYさんの作品】

タタラ作りの板皿。5枚の角皿に呉須で丁寧に彩色しました。濃淡をつけた呉須の染付は素晴らしいです。板作りは単純で簡単そうに見えますが、亀裂が入りやすいリスクがあります。今回の5枚の作品も乾燥時に少しクラックが生じましたが本焼きして広がってしまいました。使った土が細いのも原因の一つのような気がします。

【HFさんの作品】

タタラ作りの作品。左はフラットな板に庭にある植物を使い、鬼板で象嵌し施釉しました。鬼板の濃さと釉のかかり具合も丁度良いと思います。右の3枚のお皿はオリジナルの亜鉛白釉施釉したので最下段において焼きました。炎の状態が酔ったようで3枚とも違った表情になりました。

手びねりで時間をかけ丁寧に作られた急須。完成して早速水を入れ使ってみました。水切れが良く、注いだ後に一滴も溢れることがありませんでした。土灰釉の還元、渋い発色で美味しいお茶を飲むのにぴったりの作品です。

【STさんの作品】

頁岩土で作ったお地蔵様。鞘に入れて焼きました。背の高い作品、鞘の中に立てて入らないので横にして入れたところ耐火性の弱い頁岩が溶け形が変形してしまいました。みなさん動きがあって良いと、、、

【ESさんの作品】

曲線を生かしたユニークな形の花器。赤土を使ったので水漏れは全くありません。大胆な白化粧も良いと思います。野草を入れると似合いそうです。

【SYくんの作品】

オリジナルの土灰釉を還元焼成したつや消しの青磁色が綺麗なデミタスカップです。

【MUさんの作品】

電動轆轤を使った作品。色と形の揃った使いやすそうな大きさの鉢。還元された土灰釉の淡い水色も美しいです。

【MMMさんの作品】

磁器の土を轆轤挽きした茶碗に葡萄灰を施釉しました。少量残った葡萄灰を使いましたが、磁器との組み合わせは始めて。槙釜用の荒い土とは全く違った表情になりました。還元を強く掛け、高めの温度で焼いたせいで優雅流れて下に溜まりました。

こちらも磁器土を轆轤引きした作品。素焼きの時にはたいへん薄く触るのが怖いほどでう。土灰釉の還元、爽やかな美しい色です。

珍しく口の小さな小壷を轆轤引きしました。美しい形です。釉は葡萄灰。むら無くとても綺麗に掛かっていますが流れて座布団に着いてしまいました。剥がすのが恐い。

ピアスのパーツ。アルミナ棒を通して焼きました。

【MNさんの作品】

電動轆轤で作った深めの湯呑み。浅間白土に土灰釉を厚掛けしました。バランスのとれた作品で持った時に軽く感じます。

磁器土を電動轆轤挽きした大きめの小皿。瓶を砕いたガラスをのせて焼きました。葵ガラス粉は綺麗に発色しましたが、ガラスの中に銅を使った物が有ったらしく還元で黒っぽい色に発色しました。

【MKさんの作品】

前回に続きスマホ置きを作りました。音が響くような工夫がされた形です。

【私の作品を少し】

槙窯用の荒い土を使いオリジナルの土灰釉を施釉した背の高い花器。目の荒い土を使ったのですが内側に釉をたっぷり入れたので水漏れは全くしません。

庭に生えていたヤブマメを見ながら描きました。もう少し溶けにくい釉を使い、鬼板を薄めに溶いて使ったほうが良いようです。

2021年7月19日 酸化焼成の作品

アップロード、遅くなりました。一ヶ月の酸化焼成の作品です。この時、もう直ぐ咲きそうな金柑の花がもう大きな実に成っています。展覧会に出品する生徒さんの作品もあり失敗はできません。新しく調合した亜鉛白釉は期待どうりには溶けず、さらに調整の必要があります。溶けやすいトルコブルーは丁度良い溶け具合でした。

生徒さんの作品を掲載しました。

【AKさんの作品】

紫月窯の初心者コースに入られ初めての作品。手びねりで湯呑みを作りました。単調にならないように絵付けをし半透明の釉をかけました。自然なバランスの取れた手びねりなRではの作品です。

手びねりの袋物。手びねりの良さが生きている胴の形が美しいと思います。いろいろな花に似合う花器です。釉は紫月窯オリジナルの亜鉛白釉を使いました。

【TYさんの作品】

新しく入られた方、TYさんの始めて焼きあがった作品です。いつも作る作品をしっかりとイメージして来られ、熱心に作陶されています。今回焼きあがったのは基礎コースのひねり出しの湯呑みと袋物の課題。初めてとは思えないほどしっかりとした強さのある作品です。釉は紫月窯オリジナルの籾灰をつかいました。藁灰よりも珪酸分が多く溶け難い釉です。

【RKさんの作品】

新しく入られたRKさん、最初の課題の作品です。信楽土を使い丁寧に手びねりの作品です。呉須で絵付けをし、透明釉を掛けました。絵付けも美しく完成度の高い作品です。

手びねりの抹茶茶碗。口の部分の緩やかな曲線が見事です。玉石を主原料に調合した紫月窯オリジナルの釉をかけました。

【MNさんの作品】

新しく入られたMNさんの紫月窯で始めて焼きあがった作品。基礎コースの課題です。細かな信楽の土に新しく調合した紫月窯オリジナルの亜鉛白釉を掛けました。手びねりならではの暖かさがある作品です。

基礎コース2番目の課題、取ってがある作品。赤土と亜鉛白釉の組み合わせです。同じ形を使いやすそうなカップ、揃えて作るのは難しいですが始めてなのによくできています。

初心者コースの3番目の課題、手びねりの袋物です。首の部分を少し長めにし長めの胴とのバランスをとったフォルムが美しいと思います。厚めにかけた亜鉛白釉との組み合わせもあっています。

【COさんの作品】

手びねりで作った大ぶりな抹茶茶碗。玉石という鉄分の多い石を砕いたものを主原料に調合した釉を使いました。半ツヤのしっとりした黒が抹茶の緑とよく合うと思います。口の部分の変化のある形がアクセントになっています。

電動轆轤を使った皿。電動轆轤にもだいぶ慣れてきました。つや消しのしっとりとした黒は玉石を主な原料にして調合した紫月窯オリジナルの釉です。

【HOちゃんの作品】

いろいろな形のカラフルな箸置き。毎日の食卓がより楽しくなりそうですね。

板作りの小皿。もみじの葉をいろいろ配置を変えてデザインしています。端に葉を部分的に配置した構図、良いですね!

【NFさんの作品】

電動轆轤を使った作品。大胆に白釉と黒釉を半分ずつ施釉したおしゃれな灰皿です。

【STさんの作品】

蛇と馬のお地蔵様。不思議!陶芸はどんな形にもなります。

【CDさんの作品】

【ESさんの作品】

いろいろなパターンの文様を自由に組み合わせた大きめな陶板。絵画のように壁面に飾ります。鮮やかなつや消しトルコ青釉が夏を感じさせる作品です。

蓮の葉を使った大小2枚のお皿。つや消しトルコ青釉を施釉しました。見ていても使っても楽しくなるような作品です。

【AKさんの作品】

織部の小鉢と湯呑み。使った織部土は若干鉄分の入っていて酸化焼成するとベージュのような色付きがあります。下地を生かしさらに白化粧を部分的に施し鬼板で彩色、織部釉と鉄分の少ない天然土灰釉を施釉しています。巧みに織部の技法を使った作品です。

【SYくんの作品】

電動轆轤で作ったミルクピッチャー。電動轆轤にも慣れ、自ら工夫していろいろな物を作っています。

【IYさんの作品】

電動轆轤を使った作品。自作のマンガン釉にガラス粉、陶試紅などを使い実験的な作品を作られています。

【MUさんの作品】

電動轆轤を使いこなしどんな土でも上手に作陶しています。白釉系の三つの作品。それぞれ白化粧などの加飾を駆使しています。

2021年7月10日 還元焼成の作品

長雨がやっと止みましたが天候不順の毎日、また猛暑が始まりました。窯出しして約一ヶ月、この頃にはユリの花が咲いていました。掲載が遅れてしまい申し訳ありません。還元焼成らしい発色ではありますが、弱還元になってしまいました。

生徒さんの作品を掲載いたします。順番の機銃はは新しく入会された方からにしています。

【TTさんの作品】

新しく入会されたTTさん。陶芸はずっと続けられているとのことです。手びねりの作品。黒土に白萩釉を流し掛けした植木鉢。流し掛けで自然にできた模様が面白いと思います。

整った形のカップ。還元らしい発色のです。

【RKさんの作品】

陶芸を始めて二作目お作品。陶芸のいろいろな技法に積極的に取り組んで作陶しています。頁岩土に白化粧しました。白化粧は胎土の性質や乾き具合と化粧土がピッタリ合わないと剥がれることがあり難しい技法です。化粧土がちょっと厚かったようですが白化粧ならではのテクスチャーです。化粧土は紫月窯オリジナルです。

【COさんの作品】

たいへんバランスのとれた美しい形の花器です。手びねりで丁寧に作りました。赤土を使い紫月窯オリジナルの半ツヤ恵那山土灰釉を施釉しました。半透明な釉の特徴が良く出ました。

【AYさんの作品】

初心者コースの手びねりの自由制作、初心者とは思えないほど手の込んだ装飾を施した作品です。しかも使った土は半磁土。扱いが難しい土ですが丁寧に時間をかけて制作しました。

【KOさんの作品】

板作りで立体的な作品を創る課題。大きな花器を作りました。赤土に紫月窯オリジナルの志野釉を流し掛けしたモダンなフォルムが素晴らしいです。使った結果は中に入れた水は全く守れなかったということです。よかった!

【NOさんの作品】

初心者コースを終え、電動轆轤で見事な作品を作っています。色も形も素晴らしい作品です。黒土に紫月窯オリジナルの土灰釉の組み合わせです。

電動轆轤を使ったこの作品もいいですね。土灰釉と黄瀬戸釉、二つの夕を半分ずつ掛け中央で交差させています。ほんの少し重なったところの色の変化がおしゃれです。

【MMOさんの作品】

轆轤目がはっきりした力強いく全体的な形も均整がとれて美しい作品です。赤土に還元焼成ならではの土灰釉の落ちついた色です。

【NHさんの作品】

初心者コース必修の板作りの作品、平皿と板を組み合わせた履帯的な作品です。植物の葉を押し付けて象嵌しています。ちょっと鬼板の茶色が濃すぎたかな。

電動轆轤はまだ始めて間も無い作品なのに、バランスが良く飲みやすそうな湯呑みです。還元焼成らしい落ちついた色も良いと思います。  

【HFさんの作品】

手びねりで丁寧に作られた筒型の花器。流し掛けでできた自然な景色も良いと思います。

【NKさんの作品】

電動轆轤で作った形の良い壺。電動轆轤の面白さと難しさがわかるような作品です。釉は淡い水色を作ろうと試行錯誤を繰り返して作った紫月窯オリジナル釉、始めて還元で使ってもらいました。

電動轆轤で作った小品。可愛い作品です。

【AKさんの作品】

電動轆轤で作られた様に見えますが、手びねりで丁寧に作られた作品。鬼板で彩色されたもみじの葉が生かされた織部風の作品です。

鬼板で彩色された手びねりの作品。どれも味のある仕上がりです。この時使った土灰釉は長石が重く、直ぐに分離して使いにくかったのですが、かえって自然な感じを出しています。

大胆に鬼板で加飾した大皿。この作品も前述した土灰釉を使いました。自然な表情を持った作品です。

【YSさんの作品】

ガラスを使った作品で活躍中のYSさん。始めての電動轆轤ですが見事に使いこなしています。流石です。鬼板の彩色による線の表情も良いですね。

【IYさんお作品】

黒土にマンガンで作った黒釉、トルコ青、色ガラスを使った作品です。黒の中に微妙な変化が見えてきます。電動轆轤の性質を生かし、独特な形に作り上げています。だんだん説得力が出てきた気がします。

【MKさんの作品】

板作りの作品。書類などを入れる箱と携帯置きです。いつも身近な生活に役立つグッズを考えて作陶されています。

2021年6月11日酸化焼成の作品

6月11日に酸化焼成した作品です。窯出しは14日にしましたが明日からもう7月、アップロードが遅くなり申し訳ありません。今回は初めて酸化で焼成する釉が幾つかあり、期待していたのですがイメージ通りにはいきませんでした。陶芸は奥が深い。ますます難しくなってきました、

今回窯出しした生徒さんの作品です

【YTさんの作品】

「紫月窯」で初めて作った作品。手びねりで同じ形の湯呑みを二つ作っていただきました。あえて指で押さえたテクスチャーを残し手びねりの温かさがある作品になりました。同じ乳白釉を口の所は二重掛けし変化を出しています。

【RKさんの作品】

「紫月窯」では初めての手びねりの湯呑み。初めての作品ですが呉須で絵付けをされました。呉須の濃淡、そして絵付けの位置のバランスがとても良いと思います。

【MINさんの作品】

「紫月窯」に入られて初めて作った湯呑みとティーカップです。二つずつ作っていただきました。形を揃えるのは難しい事ですが初めての手びねりとは思えないほど揃っています。釉は調合したばかりの亜鉛白釉、工業用の微細な酸化亜鉛を使ったのがいけなかったのか釉が剥がれた所がたくさんできてしまいました。再度リタッチして焼いてみようと思います。

【HFさんの作品】

板作りの平皿。植物の歯を押し付けて鬼板で象嵌しました。鬼板が淡くなってしまいましたが、もう一度還元で焼いてみようと思います。

【NFさんの作品】

板を組み合わせた大きめな作品です。黒土を使い、下絵付けをして透明マット釉を掛けました。黒土に絵付けはなかなか思い切った組み合わせです。微妙な色合いがとても素敵な作品です。

【CDさんの作品】

電動轆轤による作品です。電動轆轤では扱い安い土、扱い難い土があり、いろいろな土を試して作っています。釉は亜鉛白釉を使いました。浅間白土との相性が良かった様で、釉が剥がれることが無く焼き上がりました。

【AYさんの作品】

バランスのとれた袋物。丁寧に作られています。黒土に調合したての亜鉛白釉です。やはり釉が所々剥がれてしまいました。禿げた部分に加筆していただき再度焼成してみます。

【COさんの作品】

点心のお教室をされているCOさん。綺麗な形の袋物。なのに釉が剥がれてしまいまいた。もう一度加湿して焼成いたします。

【ESさんの作品】

いつも個性的で温かな作品を作られています。今回の作品は個展に間に合わせようと釉を調合したのですがイメージ通りの色にはなりませんでした。複雑不思議な結晶がでた青い釉、これも良いと言っていただけました。

不思議な形のオブジェ。チンアナゴ、曲がったフォルムが生きているようです。

ユニークな形の花器。水平な板状の部分の形が変形しなかったのは穴をたくさん開け軽くしたためでしょうか。穴の部分は生花をアレンジするのに良い構造だと思います。釉は天目と籾灰の二重掛けです。

【IYさんの作品】

電動轆轤を使って敢えて様々な表情を作り出しています。釉はマンガン釉、トルコ青釉の組み合わせ。不思議な金属的な光沢があります。

【AKさんの作品】

粘土を編んだり竹のようなテクスチャーを作ったりした籠。細かな細工が見事です。

【MUさんの作品】

電動轆轤で作った器。形や大きさが揃ってきました。手前の二つの器は呉須を主原料にしたMMさんオリジナルの青釉です。

【MMさんの作品】

磁器土を使った手びねりの作品。磁器の作陶はたいへん難しいですが、根気よく確実に形作っています。左の作品は穴の部分に顔料を透明釉に混ぜてのせています。黄色の顔料が透明感が強くでました。

【MKさんの作品】

黒土を使って作った板を型で生計した大皿です。釉は最初に作った亜鉛白釉。黒土との合わせで青味がかった色になっています。

2021年5月13日の酸化焼成、窯出ししました

15日に窯出ししてから掲載に二週間以上経過してしまいました。大変遅くなり申し訳有りません。新しく入られた生徒さんも紫月窯の環境に馴染み、みなさんご自分の個性を生かした様々な作品を作られています。今回は酸化焼成。土とゆうとの組み合わせなど新たな試みのある作品の数々をご覧ください。

【CKさんの作品】

新しく入られたCKさんの初めて焼きあがった作品、ミルクピッチャーです。初めてとは思えない作品、形にも釉にも強いこだわりを持って丁寧に作陶されています。

【HOさんの作品】

小学校4年生のHOちゃん。電動轆轤をたいへん上手に使って作陶しています。3枚のお揃いの小皿。呉須の絵付けも見事。乳白釉で仕上げました。

この作品も電動轆轤を使いました。黄瀬戸風の温かみのある優しい色合いの選択もいいですね。

タタラ作りの板を型押しして丸皿を作りました。縁にしのぎの加飾を施しました。黒土と亜鉛白釉の組み合わせが綺麗です。少し優雅剥がれたところがあり、補修してもう一度焼く予定です。

【KOさんの作品】

黒土を使ったタタラ板を型押しして作った大きなお皿です。板作りはどうしても亀裂が入りやすいのですが、この作品は亀裂が入っていても何故かそれほど気にならないと思います。釉は紫月窯オリジナルの天然籾灰釉を使いました。

【NFさんの作品】

手に練りの蓋つきの器。蓋もぴったり。蓋はアルミナ粉を接触する部分に塗って重ね焼きしました。天然土灰酸化焼成の淡い暖色、いろいろな用途に使えそうです。

タタラ作りの板をくるっと丸めて作りました。整った形が割合簡単に作れる方法です。黒土と亜鉛白釉の組み合わせが綺麗です。

かなり大きな板皿。数カ所クラックが入りましたがあまり気にならないと思います。釉はオリジナルの天然藁灰釉。よく合っています。

【CDさんの作品】

電動轆轤で作ったカップ。電動轆轤に入ってまだ数回ですが薄く良い形にできました。オリジナナルの玉石釉を施釉しました。半ツヤの漆黒です。

電動轆轤で削りの工程で穴を開けてしまいまし。道具を介した作業なので直接土に触れないため陶芸をしている誰でもが経験したことがあると思います。赤土に白萩釉がよく合っています。

【NOさんの作品】

大皿は電動轆轤成型でとても難しいものです。まだ数回の電動轆轤ですがかなり上手くひけています。釉は鉄とマンガンで作ったオリジナル釉です。

【YFさんの作品】

黒土を使った手びねりのマグカップ。亜鉛白釉を掛けました。上の部分は二重掛けしたため明るい白がアクセントになっています。

ネコ好きのYFさん。かわいい猫ちゃんです。中はくり抜いてあります。

【AKさんの作品】

織部の湯呑みと大きめの深さら。織部土は弱い色付きがあり、それを生かして白い部分は化粧土を塗っています。化粧土も調合の微妙な違いで剥がれることもよくあります。この作品ではぴったりの相性になりました。織部焼きらしい作品です。

【SYちゃんの作品】

小学5年生のSYちゃん。珍しく白土にペルシャ青と青いガラス粉を使った鮮やかな作品を作りました。電動轆轤も慣れてきました。

黒土を使った手びねりや板作りの自由ないろいろな作品。釉は亜鉛白釉を使いました。上の電動轆轤を使った作品と随分雰囲気が違った

【MUさんの作品】

板作りの二枚の角皿。大きめな板皿は乾燥時、本焼成時に割れたり反ったりしやすいのですがほとんど反らずに仕上がりました。

電動轆轤を使いこなしています。大きな鉢。左は黒天目釉、光沢の強い黒い釉。ムラなく釉掛けされています。右は白萩釉を施釉しました。

【MNさんの作品】

電動轆轤を使った二つの作品。中央部の透明な緑色はワインの瓶を割ったガラス片です。無色透明な三号釉との組み合わせで爽やかな作品になりました。

【MNさんの作品】

手びねりの大きめなカップ。玉石釉と籾灰釉の二重掛け。二重掛けの釉の掛かり具合による色合いが豊かな表情を作り出しています。

たたら作りの板を型押しして作ったお揃いの10枚の小皿。亜鉛白釉の掛かり具合の違いが微妙ね変化を作り出しています。

2021年5月1日、4月28日の還元焼成窯出ししました。

還元焼成らしい雰囲気に焼きあがりました。前回は還元したまま火を止めましたが今回は1235℃から30分間酸化に戻しました。胎土の色が明るくなり、楢灰のかかった薪窯の再焼成では殆ど色つきのない透明な自然釉の発色になりました。今回は小布施の薪窯など再焼成が多いため新しい作品がたくさんはありません。

今回窯出しした生徒さんの作品です。

【COさんの作品】

入会されて2作目の作品。手びねりでとても丁寧に造られた半磁器のスープ皿です。初めての青呉須の染付けも初めてとは思えない素晴らしい仕上がりです。

【YTさんの作品】

線香立て。入会して間もない生徒さんですが、いろいろ新しい試みをされます。黒土と白土を合わせて軽く練ってマーブル文様を作りました。釉は透明マット釉の還元です。

【STさんの作品】

半磁器土を手びねりで作りました。後ろ側に呉須で絵付けし透明マッ釉をかけました。優しい表情のお地蔵様です。

【RMさんの作品】

手びねりの課題の集大成、ティーポットが焼きあがりました。注ぎ口、茶漉し、蔦などいろいろなパーツを根気よくぴったり組み合わせるので時間が掛かります。その分仕上がった時の達成感はひとしおです。赤土に天然土灰釉をかけました。

【ESさんの作品】

フクロウのオブジェ。新聞紙を丸めその上に粘土をのせて作ります。紙は燃えてしまいますので中が空洞になり乾燥しやすくなります。鬼板で彩色した目の表情が愛らしいです。

波のような形の花器です、とてもユニークな作品です。お花をどう演出するのか。想像するだけでも楽しいです。

【NKさんの作品】

板を組み合わせた抽象彫刻のような花器。花を生けてみたいです。赤土に天然土灰の還元の組み合わせです。

板作りと紐作りと電動轆轤を組み合わせて作った皿。簡単なようで難しい技法です。電動轆轤だけで作ったものよりも揺らぎがあります。千倉石を使った紫月窯オリジナルの釉と天然土灰釉を使いました。

【SYくんの作品】

電動轆轤を使いました。乳白釉との組み合わせで柔らかな感触の作品になりました。電動轆轤にもかなり慣れてきました。

【AKさんの作品】

大きめな茶道具。五斗蒔土を使い、平津長石を主原料にした紫月窯オリジナルの志野釉を流し掛けしました。鬼板の絵付けの発色も良く、緋色も所々でた素晴らしい作品に仕上がりました。

手びねりの花器。楕円形したフォルムは電動轆轤で作るのは不可能。手びねりならではの形です。目の細かな赤土に紫月窯オリジナルの天然土灰釉を掛けました。流し掛けで釉がかからない部分があるのも景色です。

【MUさんの作品】

電動轆轤を使いこなせるようなりました。均一な厚みと轆轤目が良いです。紫月窯オリジナルの恵那山土灰マット釉を使いました。

2021年4月14日の還元焼成、窯出ししました。

 窯焚きした14日は一日中冷たい雨が降っていましたが、窯出しの日は初夏を思わせる日差しでした。天候の変わりやすい季節です。鞘を入れた作品や新しく作った釉薬をかけた作品などです。還元焼成の特徴はでているものの弱めにかかったようです。何度やっても還元焼成は難しいです。今回窯出しした生徒さんの作品を掲載いたします。

【AYさんの作品】

初心者コースの2つ目の課題、取っ手の付いた容器を二つ作ってtいただきました。手びねりらしい柔らかな形です。このあと黄色の上絵の具でミモザの花を描く予定です。

【HFさんの作品】

取っ手の付いたティーカップ。赤土に土灰釉の組み合わせです。削りのテクスチャーに沿って予期しない景色がでました。

【HFさんの作品】

志野茶碗を作りました。大きさも丁度よ、軽く出来ています。内側にも鬼板で絵付けされています。釉は粗めの平津長石に少し天然藁灰を合わせて作った紫月窯オリジナルです。

初心者コースの三つ目の課題、袋物を作っていただきました。口の部分を窄めるのもスムーズに出来、一回で二つ出来ました。赤土を使って乾燥する前に白化粧を塗り掛けしました。二つの違った化粧土の塗り方をされています。

【HDさんの作品】

電動轆轤を使った器。小学生とはとても思えない出来栄えです。釉掛けも二つの釉を中央で重ねたり、絵付けをして薄っすらと見えるようにするなどイメージが豊かです。

【KOさんの作品】

HOちゃんのお母様の作品。加飾や使った釉は同じですが、違った発想で仕上げています。縁の緑色は紫月窯オリジナルの千倉石を使った釉です。

【CDさんの作品】

電動轆轤を使ったまだ数回目の作品です。少し歪みがあるのも温かみがあっていいと思います。轆轤に慣れると作れない形です。右の作品は底を削っていて穴を開けてしまいました。轆轤を使うと誰でもが経験します。

【SKさんの作品】

まだ数回目の電動轆轤の作品です。少しずつ慣れてきたようです。今が一番面白い時かもしれません。釉もいろいろ試してみました。

【IYさんの作品】

いつも新しい試みをされます。後ろの二つは鞘に入れて焼きました。白い土を使った左の作品は緋色が面白くでました。黒土の作品は藁を巻きましたが量が少なかったのでしょうか、殆ど変化がないようです。手前の作品は削った後の粘土をそのまま使った作品、トルコ青釉は普通は酸化で焼きますが敢えて還元でということでした。

【ESさんの作品】

いつもユニークで愛らしい作品を作られているESさんの作品です。赤土に半透明の白釉を使いました。3枚目の作品は仲良しの2匹のお魚、とても可愛い作品です。

MOMさんの作品】

電動轆轤を使った作品。まだそれほど電動轆轤を使った作陶はしてないのに時々見事に電動轆轤の特徴を生かした作品を作っています。この作品もユニークでバランスも取れています。千倉石を使った釉を使いました。

【YFさんの作品】

手びねりの抹茶茶碗。古陶黄瀬戸というもぐさ土を使いました。口のところは白萩釉を使いました。天然の藁灰を使った白萩釉は本来は酸化で焼きますが、今回は還元のかかりが弱かったのか白萩釉の柔らかさが出ました。

猫が大好きなYFさん。猫の爪痕をデザインした箸置きとのことです。頁岩土に白化粧を施し爪痕は先の細い道具で引っ掻いています。そして素焼きをし黒呉須で猫の足を描き土灰釉を施釉しました。

上の箸置きと同じ方法です。土は赤二号土を使いました。猫好きならではのデザインです。

【NKさんの作品】

板作り、紐作りと電動轆轤を併用して造られた平皿です。失敗は少ないやり方ですが大きさを揃えたり平らな面を作るのは意外と難しいです。左は千倉石釉、右は赤松灰釉を使いました。両方とも紫月窯オリジナルの釉を使いました。

【MUさんの作品】

電動轆轤で轢いた皿。電動轆轤では皿が一番難しいと言われます。厚みを均一にすることなど難しいです。釉は新しく調合した土灰釉を使いました。

【MKさんの作品】

板作りの箱と手びねりの暖かさのある小皿、釉薬は3点とも千倉石釉です。弱還元の千倉石らしい発色です