



2月9日の夕方、2月7日の還元焼成の作品窯出ししました。生徒さんの様々な形、釉、土、に合うように窯詰めするのは難しい事です。溶けやすい釉や耐火度の低い土を使った作品は下の段に、溶け難い釉や耐火度の高いものは上の段に入れます。ですが大きさもまちまちですし、特に還元の場合はなるべく空きがないようにします。今回はすべての作品がほぼ均一に焼けました。
生徒さんの作品を掲載します。
【ENさんの作品】

紫月窯に入って間もないENさん。最初に手びねりで湯のみを揃いで二つ作ってもらいました。自主的に絵付けもしたいとの事で鬼板で竹の絵を描きました。とても丁寧に根気強く作陶されています。
【MIさんの作品】

初心者コースですが、積極的に独創的、実験的な作品を作っています。中央に挿した花の茎が見えるデザインの花器です。
【AKさんの作品】

いつも独特なフォルムの作品を作っています。使いやすそうなお香立てです。オリジナルの天然土灰釉を還元焼成しました。
【KTさんの作品】

手びねりのユニークなフォルムの花器。長石単味の釉がけをしました。長石を単味で使うのは志野ですが、独特なテクスチャーはいろいろと展開できそうです。
【MMさんの作品】

透光性磁土をロクロ挽きした作品です。磁器をロクロで作るのは大変難しいですが、触るのが怖いくらい薄く軽く出来ています。作品が極めて薄いので釉も吸い難くく直ぐに飽和状態になり剥がれたり、乾かなかったりします。今回の作品はどれも丁度良い施釉になっています。
【HKさんの作品】

うしろの作品は直径30cmほどの大きさの電動ロクロ挽した大皿です。みかんの灰を使った紫月窯オリジナルの釉を掛けました。下の二つの一輪挿しはやはりロクロ挽きしほぼ同じお形にしました。仕上げは今回初めて使う枕崎の鰹節を作るときに出た樫、椎、クヌギなど広葉樹の灰をオリジナルの調合で作った釉を使いました。
【TYさんの作品】

様々な日常使いの雑器。いろいろな土、いろいろな天然の木の灰を使った釉を施釉しました。紫月窯に入って初めて土に触れ、大変研究熱心に取り組まれています。静岡の実家で貰ってきた梨の木の灰を調合した自作の釉も使いました。
【ESさんの作品】

いつも天真爛漫な自由な作風で、個性豊かな素晴らしい作品です。ESさんは今年は5月に個展があります。楽しみです。
【MTさんの作品】

電動ろくろ挽きした花器。背の高い作品に挑戦しました。厚さも均等でバランスのとれた形に出来ました。釉は紫月窯オリジナルの恵那山土灰釉、艶を抑えた上品な淡いグリーンが良く似合います。
