2023年1月12日の酸化焼成

久しぶりに窯出しして直ぐに生徒さんの作品を掲載いたします。私自身の作品を発表するための制作など仕事量が増え、また生徒さんが多くなって、なかなか作品をホームページにアップロードできない状況になっております。大変申し訳なく思っております。これからできるだけ掲載するようにいたします。

今回は本焼きでは新しい年の紫月窯本焼き初釜酸化焼成です。お名前ののアルファベット順に掲載いたします。

【AKさんの作品】

いつも丁寧にあたかも電動ろくろを使ったように作陶されています。特赤に紫月窯オリジナルの亜鉛釉を施釉しました。今使っている亜鉛釉は焼成温度が少し高くても流れることが少ないです。珪石の量の関係だと思います。鉄分の多い特赤土との組み合わせで青みのある美しい白が良く合っています。

【CDさんの作品】

電動ろくろ成形した二つの器。全体的に亜鉛釉で施釉し、その上に玉石という天然の岩石を使った紫月窯オリジナルの黒釉を刷毛塗りしました。二つの全く違った性質の釉がうまく調和しました。毎回おしゃれな作品を作っています。

【ESさんの作品】

動物をモチーフにした3つのオブジェ。ユーモアのある表情豊かな可愛らしい作品です。どの作品も削りをせずレッスン時間内に完成させていらっしゃいます。

大きなヒラメの形をしたお皿です。大きいのでたくさんのお料理を載せられ、楽しい食卓を飾ることでしょう。黒呉須で下絵付けし、紫月窯オリジナルの赤樫釉を施釉しました。

【HKさんの作品】

水と炭火を使って調理をするための器具を作りました。板作りで指の跡を残して素朴な感じに仕上げました。土は山中陶土の槇窯に使う耐火性の高いプレミア、釉は玉石釉です。窯の高い位置に詰めたので光沢がでています。

【MKさんの作品】

手びねりの二つの背の高いコップ。酸化焼成なので暖かい暖色系の色を希望されました。左は赤樫の杯を調合した釉。還元焼成すると鉄分が多く、濃い緑色に発色します。なので酸化では黄瀬戸のような色になると思ったのですが意外と明るい色に焼けました。右は杉と檜を混ぜた灰に酸化鉄を少し加えたオリジナル釉です。

【MNさんの作品】

電動ろくろ成形のカップ。鉄分の少ない赤土に紫月窯オリジナルの亜鉛釉を施釉しました。丁寧に仕上げたれた優しい色合いの作品です。

【TMさんの作品】

初心者コースのTMさんの作品。手びねりの課題がほぼ終わり同じ大きさの板皿を作ってもらいました。黒土を使い表面をなめらかにしフラットに仕上げました。極薄く透明マット釉を載せています。完成度の高い作品です。

【NOさんの作品】

初心者コースの課題。NOさんが作った取っ手のあるマグカップです。手びねりで赤2号土にオリジナルの亜鉛釉を施釉しました。釉が落ちた部分がありますが味があって良いと思います。

【NFさんの作品】

電動ろくろを使った作品。二つの湯のみは熊谷陶料の独特の陶芸赤土を使い、紫月窯オリジナル亜鉛釉で仕上げました。亜鉛釉、今まではもう少し半透明でしたが、温度は少し高めで焼いたのですがかなり不透明な白になりました。後ろのお皿は玉石釉と亜鉛釉を少しかぶせて施釉しています。一度焼いたのですが重なったとろがなめらかにならず二度目の焼成です。重ねがけは重ねる順序によってもかなり違いがでます。難しいです。

昨年8月に植田佳奈さんの特別講座「多孔質の陶器」で作った軽い作品。亜鉛釉の上に色釉を載せて再度焼いてみました。

【SFさんの作品】

手びねりの味のある小皿。二つの作品が良く揃って出来上がりました。釉はオリジナルの赤樫釉です。前にも書きましたが、還元焼成ではかなり濃い緑になるので酸化ではもっと濃い黄色になると想像したのですが、落ち着いた淡い色になりました。自然で何にでも合いそうな小皿です。

【TMさんの作品】

初心者コースの手びねりの課題がほぼ終わり、板作りの課題に入りました。上の作品は土の固まりをスライスして何枚か同じ形を作りました。土は赤土、釉は透明釉です。下は一枚一枚ローラーを転がして作りました。土は黒土、釉は亜鉛釉です。板作りは簡単そうに思えますが、ヒビが入ったり反ったりとリスクは高い作陶法です。

【TYさんの作品】

冬休みにご自宅で作られた作品です。多くの熱意のある作品群。それぞれ創意工夫されています。実家で藁を燃やして作った釉を施釉した作品もあります。

温かみのある手びねりの大きめなお皿。籾灰釉を厚がけし味のある作品になりました。

夏休みの終わりに植田佳奈さんの特別講座「多孔質の陶器」の手法を応用した作品です。そこの部分は粘土で作り、高さのある部分は太めの毛糸で作り黒土の泥しょうを染み込ませ、素焼きした後亜鉛釉を施釉しました。素焼きの時点では毛糸で作った部分が崩れやすく触れないほどでしたが、毛糸で作ったフォルムが表情豊かで素晴らしい作品に仕上がりました。

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