
やっと長雨が上がり朝から窯焚きしました。途中何回か突然の豪雨に。不安定な今年の晩夏です。全体的にはまずまずの上がり。ただ亜鉛を使った乳白釉は今回も釉が切れた作品が多くさらに調整が必要です。
今回、酸化焼成した生徒さんの作品を掲載します。
【MBKさんの作品】

インドネシアに一年間留学の経験があるペインターMKBさんの作品です。たいへん個性的なプリミティブな作品。鮮やかな下絵付けが魅力的です。
【TTさんの作品】

電動轆轤成形したコップ。同じ形を作るのは難しいことですが雰囲気が揃っていれば良いと言われています。工業製品とは違い少しずつ違いがあるのは当たり前のことです。土灰釉を酸化焼成させ黄瀬戸調にし織部釉を散らしています。

手轆轤でチューブ引きし、二つにカットして並べた作品です。オリジナルの玉石黒釉がむら無く施釉され、溶け具合も丁度良いです。
【TYさんの作品】

初心者コースの2つ目の基礎的な課題です。課題の意味を良く理解されさらに常に個性を生かした作品を作られています。取っ手の形などに工夫がみられます。オリジナルの亜鉛乳白釉、少し厚く掛けたのか釉切れを起こしました。全体的にむら無く発色するのは難しいです。
【RKさんの作品】

古陶黄瀬戸土という軽くて温かみのあるもぐさ土を使ってもらい抹茶茶碗を作ってもらいました。平茶碗を作るつもりででしたが大きく広がってしまいました。さっそく料理をのせ、インスタにストーリーズに投稿されていました。暖かい色なのでいろいろな料理に似合うと思います。
【AYさんの作品】


板作りの作品。しっかりと設計し長い時間をかけ丁寧に組み立て、さらに手の込んだ絵付けをされた作品です。ドベで接着した部分の剥がれも無く、絵付けに使った鬼板の濃さ、化粧度のの使い方もとても良いです。
【HOちゃんの作品】

小学校4年生のHOちゃん、電動轆轤で背の高い形や大きめな作品などいろいろな作品を作っています。釉は亜鉛乳白釉、やっぱり釉切れしました。平な所は綺麗に発色ししたので少し薄く掛けた方が良いのかもしれません。右の鮮やかな色の三つの小品は箸置きです。
【CDさんの作品】

電動轆轤引きしたご飯茶碗。使いやすそうな大きさと形です。釉は天然藁灰を使った白萩釉です。微妙な色の変化が綺麗です。
【N0さんの作品】

電動轆轤成形した平鉢。美しい形です。籾灰を施釉しました。一度酸化焼成しましたが釉が溶けきらず今回もう一度焼いたものです。自然に表れたグラデーションが綺麗です。
【ESさんの作品】


お皿として使ってみたくなる様な二つのオブジェ。ユニークな作品です。いつも作りたいものをイメージして来られ、あっという間に作り上げます。上の作品は淡い水色を出したくていくつもの減量を調合した釉、焼くたびに毎回表情が変わります。下の作品は本来は還元焼成する長石単味の釉ですが今回酸化焼成しました。酸化ですとやはり溶け難いことが分かりました。
【MMOさんの作品】

見たこともない不思議な美しい色の作品です。赤土を使い轆轤引きしたものにトルコ青釉とマンガン釉を二重掛けしたようです。金属色のような結晶が出た部分もあります。

黒土のブロックを時間をかけて削り出して作った作品。上の三つの作品。今まで紫月窯では無かった色合いです。素焼き後に使える白化粧を見事に効果的に使っています。毎回いろいろな工夫をした作品作り。素晴らしいです。
【YFさんの作品】

猫好きなYFさんの作品。板作りの答弁を型に貼り付けて成形した作品です。時間をかけて撥水剤とマスキングテープを駆使して作っています。黄瀬戸のようなベージュ色の背景と青磁色を使いたいということで酸化で青磁の様な色になる釉を作りました。猫の後ろ姿がなんとも言えない哀愁を感じさせるユニークな作品です。

頁岩を使った手びねりのカップ。マスキングして釉の着かない部分を作り、玉石黒釉を施釉しました。見た目の重厚さとは違いとても軽く、使いかってが良さそうです。
【NKさんの作品】

厚目に作ってしのぎ削りをした小品。左は白化粧の上に天然土灰釉、白化粧を施したので土灰釉酸化焼成の黄色がはっきりした色になりました。右は削り過ぎて穴が空いたものをオブジェとして作品にしました。

手びねりの小さな壺。天然藁灰の白萩灰の発色が良いです。

電動轆轤で大きな作品に挑戦しています。赤土で作った大鉢。天然藁灰を使った白萩釉。どっしりと存在感のある作品です。
【AKさんの作品】

手びねりの大きな花器。上部の広がった所は垂れやすく難しいですが、生乾きにして見事に作られました。釉の乗りが良く、溶け過ぎない半ツヤの玉石を使った黒釉。完成度の高い作品です。
陶芸に大変熱心なAKさん。ご自宅でも作陶なされ、持参されます。落ちついた色と絵付け、使いやすそうな湯呑みとカップです。
【MUさんの作品】

電動轆轤引きした鉢。赤土を使い、素焼き後使える白化粧土と土石白萩釉を掛けました。白萩の半透明な特徴を生かしたいろいろな白が綺麗です。
【MKさんの作品】

このところいろいろなスマホ置きを作られています。陶器で出来たスマホ置き、ユニークな発想です。土の性質を生かしたシンプルな形が良いですね。



