2021年4月14日の還元焼成、窯出ししました。

 窯焚きした14日は一日中冷たい雨が降っていましたが、窯出しの日は初夏を思わせる日差しでした。天候の変わりやすい季節です。鞘を入れた作品や新しく作った釉薬をかけた作品などです。還元焼成の特徴はでているものの弱めにかかったようです。何度やっても還元焼成は難しいです。今回窯出しした生徒さんの作品を掲載いたします。

【AYさんの作品】

初心者コースの2つ目の課題、取っ手の付いた容器を二つ作ってtいただきました。手びねりらしい柔らかな形です。このあと黄色の上絵の具でミモザの花を描く予定です。

【HFさんの作品】

取っ手の付いたティーカップ。赤土に土灰釉の組み合わせです。削りのテクスチャーに沿って予期しない景色がでました。

【HFさんの作品】

志野茶碗を作りました。大きさも丁度よ、軽く出来ています。内側にも鬼板で絵付けされています。釉は粗めの平津長石に少し天然藁灰を合わせて作った紫月窯オリジナルです。

初心者コースの三つ目の課題、袋物を作っていただきました。口の部分を窄めるのもスムーズに出来、一回で二つ出来ました。赤土を使って乾燥する前に白化粧を塗り掛けしました。二つの違った化粧土の塗り方をされています。

【HDさんの作品】

電動轆轤を使った器。小学生とはとても思えない出来栄えです。釉掛けも二つの釉を中央で重ねたり、絵付けをして薄っすらと見えるようにするなどイメージが豊かです。

【KOさんの作品】

HOちゃんのお母様の作品。加飾や使った釉は同じですが、違った発想で仕上げています。縁の緑色は紫月窯オリジナルの千倉石を使った釉です。

【CDさんの作品】

電動轆轤を使ったまだ数回目の作品です。少し歪みがあるのも温かみがあっていいと思います。轆轤に慣れると作れない形です。右の作品は底を削っていて穴を開けてしまいました。轆轤を使うと誰でもが経験します。

【SKさんの作品】

まだ数回目の電動轆轤の作品です。少しずつ慣れてきたようです。今が一番面白い時かもしれません。釉もいろいろ試してみました。

【IYさんの作品】

いつも新しい試みをされます。後ろの二つは鞘に入れて焼きました。白い土を使った左の作品は緋色が面白くでました。黒土の作品は藁を巻きましたが量が少なかったのでしょうか、殆ど変化がないようです。手前の作品は削った後の粘土をそのまま使った作品、トルコ青釉は普通は酸化で焼きますが敢えて還元でということでした。

【ESさんの作品】

いつもユニークで愛らしい作品を作られているESさんの作品です。赤土に半透明の白釉を使いました。3枚目の作品は仲良しの2匹のお魚、とても可愛い作品です。

MOMさんの作品】

電動轆轤を使った作品。まだそれほど電動轆轤を使った作陶はしてないのに時々見事に電動轆轤の特徴を生かした作品を作っています。この作品もユニークでバランスも取れています。千倉石を使った釉を使いました。

【YFさんの作品】

手びねりの抹茶茶碗。古陶黄瀬戸というもぐさ土を使いました。口のところは白萩釉を使いました。天然の藁灰を使った白萩釉は本来は酸化で焼きますが、今回は還元のかかりが弱かったのか白萩釉の柔らかさが出ました。

猫が大好きなYFさん。猫の爪痕をデザインした箸置きとのことです。頁岩土に白化粧を施し爪痕は先の細い道具で引っ掻いています。そして素焼きをし黒呉須で猫の足を描き土灰釉を施釉しました。

上の箸置きと同じ方法です。土は赤二号土を使いました。猫好きならではのデザインです。

【NKさんの作品】

板作り、紐作りと電動轆轤を併用して造られた平皿です。失敗は少ないやり方ですが大きさを揃えたり平らな面を作るのは意外と難しいです。左は千倉石釉、右は赤松灰釉を使いました。両方とも紫月窯オリジナルの釉を使いました。

【MUさんの作品】

電動轆轤で轢いた皿。電動轆轤では皿が一番難しいと言われます。厚みを均一にすることなど難しいです。釉は新しく調合した土灰釉を使いました。

【MKさんの作品】

板作りの箱と手びねりの暖かさのある小皿、釉薬は3点とも千倉石釉です。弱還元の千倉石らしい発色です

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