
素焼きや少量の焼成に便利かと新たに導入した電気窯、初めて酸化焼成してみました。温度の調節はコンピュータ制御してくれるのでスイッチひとつで後は自動的に焼きあがっています。楽です。助手さんが一人加わったみたいです。意外に焼成に時間がかかるのが分かりました。今回焼成はトルコ青など比較的低い温度で溶ける釉を使ったので1222度に設定しました。ねらしにかなりの時間をかけたので少しプリセットのある1200度で良かったようです。
今回の生徒さんの作品を掲載いたします。
【SOさんの作品】

初心者コースの生徒さん。数回の電動轆轤ですが削りを含め、よくできています。粗めの白土にS釉(亜鉛釉)を掛けた作品です。珪酸が溶け透明になった部分と白く残った部分が表情の変化を作り出しています。
【MMTさんの作品】

初めての電動轆轤の作品です。バランスの良い形で、使いやすそうなごはん茶碗になりました。白萩釉の溶け具合は丁度良いです。
【MNさんの作品】

電動轆轤を使いこなしています。黄瀬戸の様な淡い鉄釉を施釉しました。
【NFさんの作品】

手びねりの湯呑み。赤土を使い半乾きの時にしのぎをいれました。正倉院のペルシャのガラス器のような加飾です。

手びねりの小品。ペン立てとのことです。釉は鉄釉と白萩風白釉です。
【MMさんの作品】

透光性磁器土を轆轤挽きしたたいへん薄くて軽い杯。電気窯では全く還元炎の要素が無く純粋な酸化焼成の色になります。写真は自動調整されてトルコ青の色がくすんだ感じに見えますが実際にはもっと鮮やかです。このような酸化焼成の小品には小型電気窯は向いていると思います。

黒御影土を使った板作りの小品。釉を掛けずに焼締めました。この後上絵で彩色する予定です。
