
3月19日に酸化焼成した作品を窯出ししました。窯出しは21日の午後でしたがまだ作品は革手袋をしないと出せない熱さでした。酸化焼成の明るい発色になったもの。還元焼成を続けた後だったためか灰釉が若干青みがかったものなどいろいろありました。試作のコバルトを使った紫色になる予定の釉はイメージ通りの色にはなりませんでした。
今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。
【YIさんの作品】

織部は型にはまらず自由なヒィy原画できます。鬼板、織部釉、土灰釉との組み合わせ。直線を生かした作品になりました。
【NKさんの作品】

たたら作りの角皿。四辺を少しだけカットしたお洒落な形にしました。エッジは呉須で彩色され、乳白釉を施し柔らかな感じに仕上げました。ちょうどおはぎの差し入れがあり、早速このお皿に乗せて使ってみました。おはぎにぴったりでした。

板作りは簡単なようですが、十分に押さえることができないので割れやすいという難点があります。今回6枚の板を作りましたが二枚は亀裂が入ってしまいました。その作品に絵付けをしました。繊細でかわいい絵付けです。
【ATちゃんの作品】



4歳になったばかりのATちゃんのいろんな作品。土をいじっているより、色を付けているときのほうが好きなようです。
【STさんの作品】



ATちゃんとお母様との合作です。粘土が柔らかなうちに葉を乗せて押さえ、素焼きします。その後は鬼板を全体に塗って拭き取ります。そして透明釉を施釉します。


この二枚は無釉で焼締めました。化石のような感じになりました。
【SYくんの作品】

手びねりの湯呑みと急須。急須は各部品を組み合わせるたいへん難しい技術が必要です。長い時間をかけ丁寧に作りました。
【IYさんの作品】

作陶する際、粘土は上に行くに従って広がりやすいのですが、縮めるのは難しいです。袋物と言い使い勝手が良い形なので多く見られる形です。この作品は滑らかなカーブが綺麗だと思います。口の部分はあえて切れ目を作った姿になっています。砂鉄を生乾きの特に塗り込み、素焼きしてからトルコ青を施釉しました。
【AKさんの作品】

内側に印で凹凸のある模様を付け、織部釉を塗り掛けします。その後土灰釉を全体にかけてあります。織部釉の濃淡が美しいです。

持ちやすい大きさの湯呑み。手に合うように凹みを作ってあります。杉と檜の混ざった灰で作った釉を少し厚掛けしています。

花器。玉石という鉄分の多い石を主原料に蛙目粘土でツヤを消し酸化コバルトで赤みを押さえ青みがかった半ツヤ黒釉を使いました。
【NFさんの作品】

透明釉を全体に掛けた後、霧吹きでうすく溶いたトルコ青釉を施釉しました。滑らかなグラデーションになりました。

内側は透明釉、外側にはトルコ青釉を施釉しました。この釉は流れ易いので厚く掛からないようにしてもらい、最下段に置いて焼成しました。

八角形の小皿。独特の鮮やかなトルコ青との組み合わせです。

八角形の小皿。こちらは土灰基礎釉に少量の酸化鉄を入れた黄瀬戸です。

布目をいかした小さなプレートです。こちらも明トルコ青釉です。
【MUさんの作品】

白い土に白化粧を勢いよく刷毛塗りした中皿。白の微妙な違いが良いです。

赤土に白化粧を刷毛塗りしました。釉は白萩釉です。赤土との相性がよく白萩の半透明な白が効果的です。

赤土に白化粧土を刷毛塗りし、トルコ青釉を施釉しました。トルコ青釉は半透明なので胎土の赤が押さえられ独特の発色をしています。

赤土に白化粧土を刷毛塗りし、土灰釉を施釉しました。透明釉を使ったので白化粧の白がはっきりと出ています。

磁土に瑠璃釉を施釉しました。磁土は色付きがない白なので瑠璃釉が鮮やかに発色します。

浅間もぐさ土の白を使った小皿。この土はもぐさ土なのですが焼き締まり硬度もありながら手触りは柔らかいです。

何にでも使える大きさの器。赤土に玉石釉をかけました。
【MMさんの作品】

磁土を電動轆轤引きし、たいへん薄く軽く作られています。酸化マンガンを使った釉を使いました。楽しく麺類が食べられそうな器です。
【MKさんの作品】


浅間もぐさ土(白)を使ったマグカップ。厚いけど軽いです。ハート型のハンドル、高台もハート型です。呉須と鬼板で絵付けし透明釉で施釉しています。

同じく浅間土を使った小皿です。ちょこっと絵付けしたのが可愛いです。

小さな器。何気なく描かれた絵付けがお洒落です。
【KIさんの作品】

備前土を穴窯で焼成したものをさらに鬼板と灰釉でペイントし、ガス窯で酸化焼成しました。
写真では判りにくいですが色々な不思議な色が出て完成度の高いオブジェになりました。

固まった赤土を砕き、手を加えて白化粧、鬼板、長石釉などを塗って酸化焼成した作品。箸置きとのことです。なるほど!
【私の作品を一つ】

酸化コバルト、益田長石、リンを主体に調合した瑠璃釉の試作です。もっと紫色に発色するイメージでしたが殆ど普通の瑠璃釉のようになりました、リン(牛骨)の割合を増やし、コバルトも増やしたほうが良さそうです。
