
今日から3月。2月28日に還元焼成した作品を窯出ししました。前回の還元焼成でまとまった数の依頼があった作品を入れましたが、その作品のために拘って作った釉が痩せてしまい、再度施釉した物が入っていました。失敗は許されず900度に還元に入ってから昼食も食べずに付きっ切りで温度調節しました。結果は適度の還元と温度も丁度よく、だいたいねらった通りになりました。
今回の窯の作品を紹介いたします。
【YIさんの作品】
初めて電動轆轤を使った作品です。バランスのとれた作品です。赤二号土に白化粧を生がけし、土灰釉を施釉しました。還元ならではの落ち着いた色になりました。
【AKさんの作品】
前回と同じ唐津土と素焼き後の鬼板絵付けによる作品です。前回鬼板が薄かったので今回は厚く描きました。丁度良い濃さで濃淡の感じもとても良いです。
[MNさんの作品】
電動轆轤で大きめなお皿に挑戦しています。柔らかな浅間もぐさ土に千倉石を施釉しました。浅間もぐさ土はもぐさ土にも拘わらずよく焼き閉まりますが柔らかさがあって使いやすい土です。オリジナルの千倉石を主体にした釉は還元の度合いにたいへん敏感です、今回は強く還元されて強い青磁色が出ています。
【KIさんの作品】


土のかけらで作ったオブジェ。鬼板、白化粧を素焼きせずに生がけし檜釉や長石を掛けて焼きました。いろいろなテクスチャーが楽しめる作品です。
【私の作品を少し】


伊賀の荒土に小布施に窯焚きしに行ったおり頂いた葡萄の灰を主体に調合した釉を、全て窯の同じ段の窯板に載せて焼いた作品です。敢えて少しずつ形を変え、釉のかけ方や量も変えてみました。統一感があってそれぞれが個性のある作品を作りたいと思いました。
