2019年12月28日還元焼成

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昨年暮れに窯出ししました。大みそか、お正月と更新する時間がなく年が明けました。薪窯で焼いて反ってしまった作品や釉の試作などが入っていました。反ってしまった作品は平になりませんでした。もう一度もう少し高い温度で焼いてみます。還元で1230℃まで上げ還元落としまではいかないですが、徐々に還元を保ちながら温度を下げてみました。還元の仕方によっても随分と違った表情になります。

今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。

【YIさんの作品】
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志野茶碗二つ。土を変えて作陶してみました。志野に使うもぐさ土は慣れないと作りにくいものです。二つとも柔らかな志野の白が出ました。鬼板の絵付けも初めてです。

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シンプルに手捻りした作品。土の表面のテクスチャーを変えて作りました。二つとも同じ赤松灰を主体に調合した釉を厚がけしました。煽れほど表情の違いはでなかったようです。

【AKさんの作品】
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二つの志野茶碗。二つとも古陶志野土を使いました。流し掛けした釉の厚みのむらがよい表情を出しています。

【YSさんの作品】
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長石単味の志野釉のテクスチャーが気に入って試作しました。呉須と志野釉はあまり組み合わせることはありませんが面白い効果があるようです。志野釉も呉須も何種類か使って試してみました。

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【SYくんの作品】
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ふくろうの形の箸置き。可愛いですね。薪窯で焼いたのですが肺が溶けきらす、再度ガス窯で焼いてみました。もう少し溶けると良いのですが。もう一度焼いてみましょう。

【IYさんの作品】
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ガラスの粉、砂鉄、宝石の破片などいろいろと乗せて実験してみました。不思議な表情になりました。

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この作品も砂鉄、ガラスの粉などを入れて焼きました。薪窯で焼成しましたが溶けてない部分があり再度ガス窯で還元焼成しました。たいへん個性的な作品に仕上がりました。

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やはり色々な物質を入れてみました。全体にかかる鉄釉と不思議に合っているような気がします。

【MUさんの作品】
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透光性磁器土に杉と檜の灰と長石、カオリンを調合したい釉を使いました。磁器の白さが還元された灰釉との組み合わせで明るい青磁色になりました。

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釉変した赤みを呈しています。還元落とし気味に焼成したせいでしょうか。土と土灰によるものなのでしょうか。還元焼成で少し高い温度にするとこうなる時があるようです、、

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赤土に白マット釉、呉須を使って調合した釉などを重ね掛けしています。重なった部分が思いがけない不思議な色になりました。

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既成の白結晶釉を厚がけした作品。艶消しのキメの細かな釉です。組成は何を使っているのでしょうか。

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赤二号土に土灰釉を薄がけしました。胎土の色を生かした渋い作品になりました。

【MNさんの作品】
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備前土に還元火襷しました。藁が無く、葦の茎を使いました。同じ単子葉植物なのでケイ酸を多く含んでいるので火襷は出るものの茎が固くとても巻きつけるのが難しいです。やはり藁は柔軟性があって使いやすいです。

【MKさんの作品】
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前回、オリジナル玉石釉に籾灰釉を二重かけしましたが思うような発色にならず、籾灰釉を塗り掛けし。還元で焼きなおしました。籾灰もケイ酸を多く含みますので還元すると珪石の様な艶消しになります。下に掛けた玉石釉との組み合わせで特有の色になりました。

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この作品も二重掛けした作品です。とても複雑な色を呈しています。高台がたいへん独創的です。

【私の作品を少し】
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先日薪窯を焚いた小布施には色々な果樹園があります。これはその折に頂いたブドウの灰を早速平津長石と調合し厚がけ還元焼成したものです。土は伊賀、たいへん粗粒の土で轆轤びきすると手が痛いですが灰との相性はとても良い様です。

 

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