2019年9月19日酸化焼成

DSC06518.JPG

日差しが秋です。前回、酸化焼成した作品を、呉須が厚かったりで再度焼成した物が多いです。それから夏休み親子陶芸教室の後期の作品もあります。作品の量が少なくすかすかでした。一旦1235℃まで温度が上がり、1230℃まで落として焼く45分ねらしました。ネラシの時間が少し多かった様です。

今回焼いた生徒さんの作品を掲載いたします。

【YSさんの作品】
DSC06537.JPGDSC06536.JPG
新しく入られたガラス作家として活躍されている方の作品です。ガラスで作ったオブジェの台座に使いたいと試作しました。粘土による制作は初めてですが、作品作りの豊かな経験から土の材質の特徴を生かした完成度の高い作品になりました。黒御影土の板作り、細かな線状の凹みに白化粧を施しています。

【YIさんの作品】
DSC06524.JPG
紫月窯に入って一週間、黒御影土を使い手捻りで作りました。とても丁寧で二作目とは思えません。釉を使わず酸化で焼締しました。

【AKさんの作品】
DSC06528.JPG
赤土に長石、珪石、石灰、亜鉛を主原料にした紫月窯ではS釉と読んでいる釉を掛けました。この釉薬は粘土の違い、焼成の温度の微妙な違いで表情を変えます。流れやすさも改善され良く使われています。陶芸は長く続けられている生徒さん、手捻りですがとても丁寧に作られていて電動ロクロで作った様に見えます。

DSC06525.JPG
こちらは白土を使った作品。釉は上の作品と同じです。

【NFさんの作品】
DSC06538.JPG
玉石を使った黒釉。前回還元で焼いた作品です。還元ですと赤みが強い茶色っぽい黒になりました。それも面白い色でしたが、真っ黒の方が良いとの事で再度同じ玉石釉を特殊な糊を混ぜて塗り掛けしてもらいました。酸化焼成の玉石釉の色になりました。同じ様な色になる釉薬でも組成の違いで酸化と還元では別の色になるものが多いです。特にこの釉の様に天然の石を使ったものでは色の出方を予想するのが難しいです。

DSC06539.JPGDSC06540.JPG
白土を使って手捻りで作った作品です。内側には透明釉を施釉し、外側は淡ペルシャ青マット釉を使いました。初めに内側を施釉しましたが、作品の薄い部分は釉の水分が飽和し、後から掛けた外側の釉が吸いにくくなった為色の違いがでました。返って面白い景色になりました。

【TMさんの作品】
DSC06533.JPG
前回同じ酸化焼成した作品ですが、加飾した呉須が厚かった為、随所に釉が乗らなかった部分ができたので、筆でその部分を塗り、再度焼きました。二回目の焼成、少し胎土の色も変化しました。

【MMさんの作品】
DSC06530.JPG
半磁器を電動ロクロ挽きした大きめの器です。いつもながら大変薄く作られています。釉は酸化鉄を使った黒釉に二酸化マンガンを加えました。

DSC06532.JPG
こちらは透光性磁器土で作った作品です。大きな作品ですが、とても薄く作られています。明トルコ青マット釉で施釉しました。胎土が真っ白なため、青みが強い発色です。

【夏休み親子陶芸教室の作品です】DSC06541.JPGDSC06542.JPGDSC06555.JPG
三枚の写真、それぞれ違う日の作品です。年齢も違いそれぞれ自由に作品作りできました。

コメントを残す