
3月14日に還元焼成した作品、17日に窯出ししましたが、掲載が遅れました。申し訳有りません。11時間で1230度まで上げ、30分ねらしました。青磁の作品が多いので、胎土が赤くならないように1210度くらいから酸化に切り替えました。強い還元ではありませんが還元らしい色に上がりました。今回は初めて使う釉が長石二種類と市販の鉄赤釉、それと下絵付けの恵那鬼板の試作が入っています。
今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。
【MOさんの作品】
黒御影土を使い、板作りで作りました。板を組み合わせる所など、たいへん丁寧で割れたり離れたりした箇所は一つもありません。ただ残念なことに足を付け、浮かしたため、若干反りがでてしまいました。厚めに掛けた鉄赤釉は還元焼成で良い味がでました。
【TMさんの作品】
白土に呉須でワンポイント絵付けしたご飯茶碗です。薄がけ土灰釉、淡い青磁が良いですね。電動ろくろにも随分慣れてきたようです。
【YMさんの作品】
かなり大型の花器です。細かい目の信楽赤土を使いました。大きな板作りは難しいです。目が粗くシャモットや長珪石を入れた粘土を使う必要があったようです。
【MUさんの作品】
電動ろくろにだいぶ慣れてきました。半磁器に紫月窯オリジナルの土灰釉を使いました。部分的に釉変して温かい感じがでました。
こちらも半磁器土を使い、土灰釉で施釉した器です。はっきりとした釉変が美しいです。
赤土に半ツヤの恵那山土灰釉を掛けました。赤土に含まれる鉄分と反応し、溶けやすくなるのかツヤ消しにはならずはっきりとした青磁になりました。
赤土に部分的に白化粧を塗り掛けしました。作者自身も白化粧の効果が気に入っています。
いずれも赤土にオリジナルの半ツヤ恵那山土灰釉をのせた器です。ちょとしたことで色味が変わりますが、とてもキャパシティーの広い釉だと思います。
【MNさんの作品】
手びねりのご飯茶碗です。ご飯茶碗ですので、軽くご飯が冷めないような土として浅間もぐさ土を使ってもらいました。この作品も半ツヤ恵那山土灰釉ですが土との組み合わせで色々違った発色になります。
【STさんの作品】
いつもは電動ろくろですが、珍しく手びねりの使い勝手の良さそうな大きさのお皿です。全面にしのぎが均一に施されています。オリジナルの杉檜灰の還元、上品な青磁色です。
【私の作品も少し】
もぐさ土に青磁石と桑灰を調合したオリジナル釉を使いました。
恵那鬼板の試作です。浅間長石と組み合わせました。恵那鬼板は低い温度から溶けるようです。使い方によっては面白そうです。
細めの信楽赤土に白化粧を施し、杉と檜の灰を調合して作った釉を掛けました。
浅間長石の試作です。流し掛けしています。白が強く気に入っています。
