
今年は六月の終わりに梅雨が開け、強烈な暑さ、台風と目まぐるしく天候が変わります。陶芸は自然の素材を使っているので天候の影響を直接受けます。梅雨のお間はなかなか作品が乾きませんし、いきなりの高温は乾燥中の作品に亀裂が入ったりします。
今回は急ぎの作品があったので素焼きをせず、釉をかけた作品をたくさん焼きました。強い還元をかけたのですが、結果は予想したほどではありませんでした。
今回焼成した生徒さんの作品を掲載します。
【MEさんの作品】
三回の体験で作った作品の一つです。初めての陶芸、暖かな感じがするフォルムと自由な絵付けがとても良いです。呉須で絵付けし、紫月窯オリジナルの土灰釉で仕上げました。
【NHさんの作品】
手びねりのティポットです。幾つかのパーツをぴったり合わせなければならないので難しい作業です。形のくるいが出ないように蓋の部分にはアルミナを塗り、一体にして焼きました。陽が強く写真では分からないですが土灰釉を還元した淡い緑色が出ています。
手びねりの小さな花器です。ヒオウギアヤメが咲いていたので、刺してみました。自然な感じが良いです。
【MUさんの作品】
電動ろくろで背の高いものに挑戦しました。径が狭いので指が下まで届きにくく意外と難しいものです。乳白釉で仕上げました。
【MMさんの作品】
半磁器を電動ろくろでひいた中くらいの大きさのお皿です。乾燥させている時にちょっと触れると壊れそうなくらいに薄くできています。写真では分かりにくいですが土灰釉の淡い青磁色が出ています。薄い作品は釉を厚掛けできないので淡い発色になりました。半時期は貫入が入りにくいラスター彩半磁器土という色の白いものを使いました。
【MNさんの作品】
電動ろくろ挽きしたお茶碗。整った使いやすそうな形です。釉はオリジナルの杉と檜の灰を使った土灰釉を使いました。写真では分かりにくいですが淡い青磁色です。

上の作品と同じ時に信楽土を使って電動ロクロ挽きした作品です。こちらに使った釉薬は千倉石という鉄分を適量含んだ石の粉を主体に調合したものを使いました。ここまで還元の青磁色が出たのは初めてです。
【MKさんの作品】
半磁器土を電動ロクロ挽きした作品です。電動ロクロには随分慣れていて、自由に作りたい形が挽ける方です。日本の伝統的な下絵の具、呉須と鬼板を使いオシャレな絵付けが施されています。
