2018年3月27日還元焼成

すっかり春になりました。25日に焚いた還元の作品、窯出ししました。午後になってもまだ熱くて素手では取り出せない状態でした。5月にグループ展を控えている生徒さんの作品が入っており慎重に焼成しました。1235℃で40分ねらしました。自作の土灰釉、厚くかかった作品はイメージ通りの青磁色に発色しましたが釉が薄いものは透明になってしましました。温度を掛け過ぎたようです。本当に窯焚きは難しいものです。
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■今回窯出しした生徒さんの作品を掲載いいたします。

【NFさんの作品】
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紫月窯に入られて約半年、電動轆轤にも慣れて来られなした。赤土に白化粧を施し、土灰釉をかけた器です。白化粧は生掛けしたので土と良く馴染んで自然な感じに仕上がりました。

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手びねりの志野茶碗、そぶで絵付けし、オリジナルの志野釉を流し掛けしてもらいました。春に陽射しに志野釉の白さが眩しいです。

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湯呑み4点。土はみんな特有の性質があります。この作品は半磁器土を使っていただきました。どちらかというと初心者にはかなり難しい土ですが高さのある作品もできました。半磁器は色が白く、釉の微妙な色合いがはっきりでます。釉はオリジナルの松灰釉などを使っていただきました。還元ならではの青磁の色がでました。

【YMさんの作品】DSC00932.JPG
手びねりのご飯茶碗、古陶黄瀬戸土という変わったもぐさ土を使ってもらいました。もぐさ土ですが良く焼き閉まり、軽いので食器にも向いていると思います。釉はオリジナルの恵那山土灰釉、半ツヤで上品な色になりました。

【TMさんの作品】
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電動轆轤成型の器。赤土に生の状態で白化粧を塗り掛けしました。前回の酸化でお揃いにする予定でしたが、紛れて今回の還元の窯出しで出てきました。白化粧が乾かないうちにワンポイントの蜘蛛の絵を線刻したのですが、還元のため溶け込んでしまいました。

【MUさんの作品】
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手びねりの花瓶。電動轆轤に慣れてくるとまた手びねりしたくなります。釉を流し掛けし素朴な感じになりました。

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電動轆轤成型の器。左は赤土に白化粧を生掛けしたもの。右は土灰釉をそのまま掛けたものです。赤土と還元焼成の組み合わせの良さが出た作品です。

【STさんの作品】
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いずれも時間をかけ、丁寧に細かなしのぎをした作品です。土と釉、釉の厚さの違いで発色がいろいろです。どれも軽く繊細で手をかけた温かさのある作品です。

【MKさんの作品】
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電動轆轤を使い半磁器系の土で作ったカップ。絵付けはスポンジで印を自作し、呉須を浸して押しました。筆で描いたのとは違った表情がでています。取っ手の形が面白いですね。

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電動轆轤で削りの時に凹みを刻んだ作品。さらに呉須の加飾がとてもおしゃれです。

【4月から多治見の学校で本格的に陶芸の勉強をする松本くんの作品】
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4月から多治見で本格的に陶芸の勉強をする河合塾コスモコースの生徒さんの作品です。大変熱心に作陶をしています。持ち込んだ土灰釉、還元の強い青磁色がでました。

【スタッフとしてお手伝いしている植田佳奈さんの作品】DSC00925.JPGDSC00926.JPG
いろいろなテクスチャーの試みをした作品です。

【私の作品を少し】
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そぶで絵付けし、鞘に炭を入れて焼いた作品。あまり炭の効果はありませんでした。

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これもそぶで絵付けをし、鞘に炭と一緒に入れた茶碗です。流し掛けした志野釉はいくつかの長石を調合したオリジナルの釉です。