花々が一斉に咲き始め、春の日差しが燦燦と焼きあがった作品に当たっています。今回も自作の釉薬や初めて使う釉を掛けた作品が多く入っていました。結果はやはりイメージ通りではありませんでした。窯焚きは本当に難しいです。「紫月窯」では本焼成では還元の方が多いのですが、今回二回続けて酸化で焼きました。




今回焼きあがった生徒さんの作品を掲載いたします。
【YMさんの作品】

手びねりで作った深皿。赤土に白化粧を施し、先の尖ったへらで線の文様をつけ、呉須と鬼板で絵付け、透明釉で仕上げました。使い勝手の良さそうな質の高い作品です。

赤土に白化粧を刷毛塗りし、透明釉を掛けた小皿です。塗り掛けした白化粧が暖かな感じになりました。
【TMさんの作品】


上の作品は化粧土を刷毛で塗り掛け、下の作品は浸し掛けしました。ワンポイントのカタツムリと蜘蛛がカワイイです。

赤土に乳白釉を掛けました。白化粧とは違った質感です。

瑠璃釉と透明釉を混ぜた釉。鮮やかな青が綺麗です。

薄めた織部釉と透明釉を使いました。変化のある色彩が美しいです。

半磁器土は粒子が細かいので手びねりしにくいですが、手びねりの良さがある形になりました。彩色は陶芸用のペンシルを使い、筆とは違った絵付けになりました。いつも色々な試みをされています。
【MUさんの作品】

手びねりのお皿、黒御影土に色々な釉を掛けました。黒御影土に混入されているコバルトとの反応でどれも不思議な色になりました。

左は黒御影土に白萩釉、右は赤土に白化粧を施し土灰釉を掛けた作品です。どちらも充分な酸化炎で出た色です。

淡い鉄釉を掛けた茶碗です。酸化炎で焼かれた鉄釉の特徴的な色です。

お香立て。シンプルな形と瑠璃と白の配色が良いですね。
【MMさんの作品】

轆轤で皿を作り、しのぎをして作品が乾かないうちに石膏を流し込んで型を起こしました。手間のかかる工程ですが全てご自分で計画し作成しました。その型に7ミリのたたら板をおして作った作品です。左から黄瀬戸(淡い鉄釉)、呉須の絵付けに白マット釉、二酸化マンガンと酸化鉄、蛙目を調合した釉を使いました。手作りの温かい感じがする作品です。

ルーシー リーに影響され、縁にマンガンで絵付けし、白マット釉を掛けました。マット釉の良さを生かした作品です。

削りの時に高台が取れてしまいました。それを利用してランプシェードを作りました。穴を開けた装飾とマンガンと鉄で作った釉がおしゃれです。
【MNさんの作品】

型を使ったたたら作りのお皿です。黒御影土に白化粧土を刷毛塗りし、藁白釉を掛けました。藁白が厚くかかった所と、薄い部分に予想していたより大きな変化が出ました。完成度を高めた予期せぬ効果、それも陶芸の楽しみです。
