2016年12月13日還元焼成

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前回12月5日の還元焼成に入りきらず、約一週間でまた焚きました。前回、少し生な感じの物も再度入れてみました。新作の土灰釉の感じが少し掴めました。カオリンの代わりに粘りが強いのを理由に木節を使いましたが、珪石長石が入っていてもう一度ふるいに通す必要がありそうです。

【MAMさんの作品】
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ちょうど秋刀魚の季節でしたので長い板皿をつくってもらいました。ご本人は秋刀魚はお好きでないようですが、にぎり寿司でもオードブルを載せても合いそうです。
化粧土の勢いの良い刷毛目が、細かな所まで溶けずに残っています。ぴったりの焼成温度です。いつもですが大胆なデフォルメに感心します。

【MNさんの作品】
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20センチ以上ある花瓶です。灰釉が還元焼成特有の淡い緑色になっています。手捻りの暖かさのある作品です。
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志乃茶碗。二つともとても軽く仕上がっています。上の作品は側面を木ベラで彫刻し、鬼板の彩色を全くしないで釉を流し掛けしました。偶然、緋色が程好く入り暖かく柔らかな感じになりました。下の作品も必要以上に彩色せずあっさりとしていますがこれも良いと思います。この作品も緋色が出ました。

【SNさんの作品】
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だいぶ前に釉掛けしましたが、背が高いので棚組がうまくいかず焼成が遅れてしまいました。流し掛けした灰釉の掛けむらが景色となって面白い作品に仕上がりました。
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山吹の葉の葉脈を生かした板皿です。同じ窯でも同じ釉薬でも場所によって還元の度合いの違いが生じます。弱い還元の色ですが、料理にはピッタリ合うでしょう。

【MKさんの作品】
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電動ろくろにもすっかり慣れていらっしゃいます。しかしこの作品で使った半磁器系の土は、私が轢いてもこれは何だと思うくらいひきにくいものでした。ですがあえて挑戦したいとのことで作りました。腰がないので歪みやすい土でしたが、うまくこの性質を使って味のある作品に仕上げました。
使った釉薬は最初の自作土灰です。どうも目の細かな白い土に合うようです。