2016年9月11日 還元焼成

SONY DSC

900度で還元炎にし、その後1240度まで窯の温度を上げて行くのは強制燃焼の都市ガス窯の場合、けっこう難しいです。今回は充分に還元が掛かり、温度が上がりすぎず、てかりもなく丁度良い焼き具合でした。

【MMさんの作品】

SONY DSC

一番新しく入られました。ひねり出しの湯呑み、呉須で細かな絵付けをしました。絵付けの配置がバランスがとれていてとても良い作品だと思います。マグカップ、初めてとは思えない奇麗な形です。鉄釉と口のところに白萩をアクセントに使いました。

 

【MNさんの作品】

SONY DSC

マグカップ、素焼き後に白化粧を掛け再度素焼きをした上に灰釉を掛けました。還元焼成ならではの淡い緑色がきれいです。蓋付きの砂糖の容器と塩の容器、半分だけ化粧掛けをし灰釉を掛けました。使って楽しそうな可愛い形です。

 

【SNさんの作品】

SONY DSC

赤土に化粧土で刷毛目を入れたマグカップです。大胆な刷毛目が良いです。全体に掛けた灰釉の色も形に良く合っていると思います。灰釉は土や焼き方によって様々に表情を変えるのが面白いです。

 

【MSさんの作品】

SONY DSC

とても形の良い志乃茶碗です。お茶を立ててみたくなります。おおらかに形を作り、木のヘラでさっくりと削って形を作っていきます。絵付けは鉄分の多い鬼板を使い、素焼きの前に描きます。

SONY DSC

小さめな対の花瓶、化粧土を掛け、灰釉で仕上げました。いろいろな発色の変化があり、見ていて飽きない作品です。黒御影土に一本の線で象嵌した釉薬を掛けずに焼き絞めた角皿、お寿司をのせても合いそうです。

 

【STさんの作品】

SONY DSC

砂糖や塩、胡椒などを入れて振りかける時に使う容器です。後ろの三つは黒い土に白化粧を掛け、上の部分だけを残して削り取り、素焼きの後、灰釉で仕上げています。手前の二つは信楽の白い土の上に白化粧土を施し、側面は削りヘラで彫刻した作品です。白い土の上にさらに白化粧、少しの色の変化が上品な感じです。これから二つの作品展に出品のため、色々なバリエーションの作品を制作しています。

 

【KTさんの作品】

SONY DSC

板作り三点。後ろの作品と右の作品、好きな葉を選んで摘み取り、粘土の上に置き、上に紙をのせて良く擦ります。その後良く乾かして素焼きをし、全体に鬼板を塗って拭き取ります。後ろの作品は鬼板をかなり残して拭いたもの。右の作品は鬼板を良く拭き取ったものです。左前の作品は、ご自分が主催されている音楽工房の表札、黒御影土に白御影土で象嵌した作品です。いろいろな試みの見られる作品です。

 

【KKさんの作品】

SONY DSC

板作りの大皿と小皿、実際の桜の葉の葉脈を生かして文様にしました。鬼板の拭き残しがオシャレです。還元がしっかり掛かった青磁色になりました。

SONY DSC

初めての電動ろくろによる作品です。初めてとはとても思えないほど軽くて使い良さそうな作品です。

 

【MKさんの作品】

SONY DSC

いろいろな用途に使えそうなちょうど良い大きさの角皿です。化石のようにも見える葉脈を生かした作品、うっすらと灰釉が還元焼成独特の緑色をしています。葉の配置が良く完成度のある作品に仕上がっています。

SONY DSC

板を組み合わせた作品です。右の作品、作成の前にご自宅できちんと厚紙で型紙を作ってこられました。小さな剣山を入れて花を生けると素敵だと思います。化粧土による装飾も良いです。写真ですと分からないですが、きれいな青磁色をしています。